3歳で習い事2つは多い?何歳からはじめるのがいいの?

2021年12月16日

習い事情報

シャボン玉をする女の子

3歳のお子さんを持つママ・パパのみなさん、こんにちは!

チアダンスの情報を集めたポータルサイト「チア★コミュニティ」を運営しているチアコミスタッフです♪

3歳というと、幼稚園では年少さんになる歳ですね。

お子さん本人も、さまざまなことに興味を持ちはじめ、「そろそろ習い事をはじめようか」「もう習い事しているけどもう一つ増やそうか・・・」なんてお考えのご家庭もあるかもしれません。

近年は、子どもの習い事が低年齢化しており、2、3歳でも2つ以上の習い事をしているという方もいますよね。

そこで今回は、3歳で習い事2つは多い?何歳からはじめるのがいいの?について解説していきたいと思います。

3歳児を持つ家庭の習い事事情から、結局、何歳から習い事をはじめるのがいいのか、といった子どもの習い事に関するお悩みまでご紹介していきます。

それではさっそく見ていきましょう!

習い事は何歳からはじめるのがいい?

結局、子どもの習い事は何歳からはじめるのがいいのでしょうか?

これに関しては、さまざまな意見があります。

習い事をしている幼児の割合

まず、ベネッセ教育総合研究所の「第5回 幼児の生活アンケート レポート(2016年)」を見ていきましょう。

習い事をしている幼児の割合(通信教育含む)は、

全体:48%

1歳後半児:17.0%
2歳児:25.7%
3歳児:29.8%
4歳児:47.9%
5歳児:71.4%
6歳児:82.7%

という調査結果になっています。

4歳児から習い事をしている割合が一気にあがり、6歳になると8割以上の子どもがなんらかの習い事をしているという結果になっています。

習い事のスクールの対象年齢をみると、3、4歳ごろを目安にしているところが多いため、その辺りから「習い事はじめたほうがいいのかな」と悩みだす方も多いのではないでしょうか。

何歳からはじめる?

脳科学の視点から見ると、脳の機能は領域ごとに発達のピークが異なるそうで、習い事をはじめるのは3歳からがオススメだそう。

では、年齢別で発達することと、どのような分野の習い事がオススメなのかをみていきましょう。

1歳

この時期には絵本などの「読み聞かせ」で日本語をどんどん聞かせましょう。生後6カ月くらいから、話せなくても言葉の理解ができるようになります。日本語の文法も無意識に覚えていきます。子どもは親の声を聞くと安心するので、寝る前の読み聞かせは特におすすめです。

3~5歳

運動脳の最も発達する時期。スポーツはもちろん、この時期に楽器を始めると器用さが身に付き、音感も養われます。細かい音の聞き取りと言語の聞き取りは、脳の同じ領域(言語野)で行われるので、この時期にピアノやバイオリンなどの楽器を習った子どもは、その後、英語のリスニングが得意になるという傾向もあります。

8~10歳

語学の能力が総合的に伸びます。外国語も効率よく習得できる時期なので、英会話を始めるならこの時期がおすすめです。乳幼児期の英語教育に対する関心も高まっていますが、日本語の土台がつくられてから英語を習うほうが効率よく、深い読解力も身に付くといわれています。

10歳~思春期

小学校高学年から中学生にかけて、コミュニケーションを司る領域が発達。スポーツならチームプレー、音楽なら吹奏楽団など、同世代だけではなく、大人や年下も含めて仲間と活動する機会を増やしましょう。企業の採用ではコミュニケーション力や協調性を重視するというデータがあり、将来の就職にもメリットがあります。

(引用記事:特集「子ども脳も大人脳も「好奇心」で成長する 脳に効く習い事」

ベストな時期を逃してしまった、という方も、脳は何歳になっても変化する力を持っているので焦らなくてもよいそう。

ですが、適期にスタートすれば、「より」効率よく伸びる可能性大だそうです!

また、幼児期に習い事をさせるのは早いといった意見もあります。

発達にそぐわない関わりやアプローチによって子育てを難しくしてしまったり、発達のバランスがとれていないところを安易に「個性」と認めて接してしまったりしていることが、実は子どもの健やかな成長を阻害していた、というケースも少なくありません。

(引用記事:「幼児期の習い事」はまだ早い?子どもらしく育てるための順番とは

たとえば、親からの過度な期待や、習い事先のおともだち関係などの問題で、習い事自体を純粋に楽しめていないお子さんもいるんだそう。

また、他人と比べすぎてしまうことで、「私なんて・・・」と、幼児にふさわしくないプレッシャーやストレスを与えていることであらわれてくる「本来の子どもらしくない」姿について相談を受けることも多いそうです。

子どもが子どもらしく過ごせる子ども時代」を大切にしてほしいとおっしゃっています。

0〜2歳に習い事をはじめたい場合、ベビー向けのリトミックやベビースイミングなど、ベビー期に特化したカリキュラムが組まれている習い事がいいかもしれません。

習い事を何歳からはじめるのかについては、正解がないように感じます。

お子さん本人の意思を尊重し、ご家庭の方針を決めていってくださいね!

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年齢別おすすめの習い事

年齢別のおすすめの習い事と理由について見ていきましょう♪

0歳

・手遊び教室

・ベビースイミング

・ベビーリトミック

・ベビーマッサージ

・ベビーヨガ

・ベビー英会話

 

0歳の赤ちゃんにはさまざまな刺激を与えることが大切です。

習い事を通して新しい体験をさせると健やかな発育につながり体力や運動能力をつける土台を作る時期でもあり、好奇心を広げるためにも習い事がおすすめです。

親子のスキンシップも楽しめる内容を選ぶと良いでしょう。

1歳~3歳

・リトミック教室

・幼児教室

・スイミング

・体操

・英会話

1歳〜3歳の子どもは親子間の意思疎通が簡単な会話ができるようになり、脳の成長に刺激が必要です。

表現力や思考力を伸ばすために、親子でできる習い事がおすすめです。

母子分離に不安がある場合も自宅で取り組める方法があります。

4歳~6歳

・英会話

・スイミング

・ダンス

・幼児教室・通信教室

・バレエ

・楽器

・工作

4歳〜6歳児は運動神経や手先の器用さが発達しています。

絵を描いたり、ハサミを使ったり、折り紙をしたりすることができるようになります。

言葉や音に興味を持ち、会話能力も伸びる時期です。

集団での遊びも楽しめるようになります。

習い事を始めることで様々な刺激を受けられ、集団生活にもスムーズに順応できます。

脳の運動に関する領域が発達しているので、運動や音楽などの習い事がおすすめです。

小学1年生~小学3年生

・スイミング

・英会話

・ピアノ

・体操

・ダンス

・サッカー

・算数・そろばん

・料理

・バレエ

・囲碁・将棋

・空手

・プログラミング

小学1年生〜3年生は、教室やIT機器を使って学ぶ子どもや、武道やスポーツ競技を始める子どもも増えます。

手先の器用さが高まり、想像力も豊かになる年齢で、英語やプログラミング、絵画や書道などの教室が人気です。

興味を生かして楽しく学ぶことが大切です。

小学4年生~小学6年生

・スイミング

・英会話

・楽器(ピアノのほかギター・エレクトーン・ヴァイオリンなども)

・そろばん

・塾

・通信教室

・ダンス

・プログラミング

・サッカー

小学6年生になると中学受験や中学入学の準備のため、塾や英語・プログラミングなどの習い事が人気です。

また、団体スポーツやダンスなどの習い事はリーダーシップや社会性を育むのに役立ちます。

3歳で2つの習い事は多い?

さて、6歳にもなると8割以上の子どもが習い事をしているということですが、みなさんいくつ習い事をしているのでしょうか。

幼児から小学6年生までの、子どもの平均的な習い事の数は2つ以上だそう。

それでは年齢別でも見ていきましょう。

年齢別でアンケート調査!

12歳以下の子どもを持つ「いこーよ」ユーザーを対象に、「子供の習い事」に関するアンケート調査を実施(回答数:1,061人、調査期間:2019年2月4日〜2019年3月4日)

  • 2歳以下 習い事1つ⇒ 74% 2つ⇒ 21% 3つ以上⇒ 6%
  • 3~5歳 習い事1つ⇒ 61% 2つ⇒ 29% 3つ以上⇒ 10%
  • 6~8歳 習い事1つ⇒ 35% 2つ⇒ 39% 3つ以上⇒ 26%
  • 9~12歳 習い事1つ⇒ 47% 2つ⇒ 31% 3つ以上⇒ 22%

上記の調査結果では、3歳~5歳で習い事を「2つ」かけもちしているのは約3割なので、少数派ではありますね。

0〜2歳の場合、お子さん本人の負担になりかねないため、2つや3つ習い事をするのは要注意かもしれません。

6歳~8歳の小学1年生以上になると、「2つ」が39%になっていますが、9歳~12歳では「1つ」が半数ちかくまで増えています。

低学年のうちは、興味のある習い事をいくつか掛け持ちしてみて、高学年になると小学校のクラブ活動もはじまるため、習い事は1つに絞っていくということが推測できます。

上手な組み合わせ方

文化系とスポーツ系、勉強系とスポーツ系など、分野が反対のものを組み合わせるやり方がおすすめです!

男の子ならそろばんとサッカー、女の子ならピアノとスイミングという風に『静と動』の習い事を選ぶということです。

親が子どもの可能性を限定するのではなく、広い視野で習い事を提供することが大切です。

子どもたちが自分の可能性を広げ、自己表現や成長を楽しめるようサポートしていきましょう。♪

習い事を掛け持ちするメリット

上記の通り3歳~5歳の約3割は「2つ」の習い事を掛け持ちしているという調査結果がありました。

では、ここからは習い事の掛け持ちのメリットについて見ていきましょう。

学校以外で友だちができる

習い事を掛け持ちするメリットとしては、学校以外で習い事という共通の話題を持った友達が出来ます。

色々な場所に友達がいるという気持ちひとつで自分を強くすることができます。

また学校だけでは知らなかった世界が広がり、自分自身の視野を広げることができます。

基礎から楽しく学べるチャンス

習い事では、子どもの好きなことや興味を持ったことを、知識のある先生から教えてもらい、基礎から楽しく自由にやらせてあげることができます。

また、お家で歌を歌ったり、楽器の音を出すことや体を動かすことには限界がありますが、習い事に行った時間はのびのびとやらせてあげられるのもポイントです。

言葉や行動を覚えた幼児は、目に見えるもの多くが「新鮮」です

その日常は、初めて見る・触る・聞く、といった体験はめずらしいものの連続となります。

幼児期に習い事を始めることで、子どもが抱く興味関心の範囲を広げることに繋がります。

習ったことが身につきやすい・将来に役立つ

幼児期は、ものごとの吸収がとても早い時期だと言われています。

この時期に習い事で基礎からしっかり教わることで、文字の読み書きができるようになったり、英語を聞く力や会話ができるようになったり、体を動かす習慣が身に付いたりと習い事によってさまざまな力が身に付きます。

また、「できた!」という達成感から、さらに意欲的な気持ちが持てるようになります。

これらの力は将来子どものためになります。

コミュニケーション力が養われる

習い事で保育園や幼稚園以外のお友達とコミュニケーションを取ることで、集団行動や人とのかかわり方を覚えていくことができます。

また、習い事を通じて、知識が増えることはもちろん「先生の話を聞く」「仕組みを知る」といった学習の基礎となる習慣が身に付くことも期待できます。

これは、小学校入学の準備になるだけでなく、大きくなってからも必要な要素です。

子どものためにもとても良い経験となりますね。

習い事を掛け持ちするデメリット

習い事は、通えば通うだけ良いのでしょうか?

デメリットをいくつか見てみましょう。

親の負担が増える

習い事の数が増えれば増えるほど、親の負担が多くなるのが一般的です。

まず家計に負担がかかります。

1つ習い事が増えると、その分入会金・月謝・用具費などお金がかかります。

子どもの成長は早いので、ユニフォームや楽器など、体の大きさに関係する道具は、定期的に買い換えることも考慮する必要があります。

さらに、習い事によっては親が送迎したり、保護者会の仕事をする必要があります。

きょうだいがいる家庭の場合、習い事の時間帯が異なり、日に何度も送迎が必要になることも。

習い事を増やすと、必要な時間とお金も増えていくのです。

自由な時間が減る

習い事で様々なことが学べる事はとても良いことなのですが、幼児期の子どもにとって「自由な遊びの時間」はとても大切です。

「子どもにとって自由に遊ぶことは仕事のようなものだ!」と言う人もいるほどです。

遊びの時間を通して、友達と力を合わせたり、時には喧嘩をしたりして、人とのつながりを知っていきます

自由な活動からも子どもはたくさんのことを学んでいるんですね。

睡眠のリズムが崩れる

習い事の時間帯によっては、子どもが睡眠不足になることも考えられます。

特にレベルが上がると時間が遅くなったり、長時間のレッスンになることも。

睡眠が不足すると、学力低下・精神不安定・記憶の減退など子どもの成長を妨げてしまいます。

成長期の子どもの睡眠リズムが崩れてしまうと、体調面や精神面に大きく影響します。

習い事の時間帯、子どもの体調など、パパママがしっかり管理してあげるようにしましょう。

家族と過ごす時間が減る

習い事をしていると家族の食事の時間がバラバラになってしまったり、休日の習い事となると、家族での時間も減ってしまいます

家族からの愛情も、子どもの成長に欠かせないものです。

習い事でのお友達とのコミュニケーションも大切ですが、家族とコミュニケーション不足にならないよう、何を優先すべきかをしっかり考えてスケジュールを決める必要があります。

まとめ

今回は、3歳で習い事2つは多い?何歳からはじめるのがいいの?についてまとめました。

3歳児が2つ習い事をすることは可能ですが、無理なく楽しくできることが一番です。

また、子どもの習い事による成長や成果は、親の関わり方も重要になってきます。

子どもが楽しく習い事を続けられるような声かけや環境づくり、子どもの悩みにもしっかり向き合える親の余裕も必要です。

さまざまな経験をしつつ、子どもが本当にやりたいと思う習い事を厳選していけるといいですね!

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よくある質問

子どもの習い事、掛け持ちするデメリットはありますか?

お子様本人の心とからだの健康を考え、お子様、保護者ともに負担になりすぎないよう注意しましょう。

子どもの習い事は何歳からはじめるのがいいですか?

アンケート調査によると、4・5歳〜はじめる家庭が多いです。お子様の年齢にあった習い事を見つけることがオススメです。

子どもの習い事選びの基準はなんですか?

お子様本人が夢中になれる習い事をみつけることが大切だと感じています。

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