バレエ・ヨガ・ピラティスの違いを解説!それぞれに向いている人の特徴とは?

2022年12月28日

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バレエ・ヨガ・ピラティス違い

バレエ・ヨガ・ピラティスってポーズが似ているように見えませんか。三者の違いがよくわからない、という方もいるでしょう。

そこで今回は、バレエ・ヨガ・ピラティスの違いを解説します。

それぞれに向いている人の特徴もまとめたので、これからどれを習おうか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

バレエ・ヨガ・ピラティスはどう違う?

バレエ ピラティス ヨガ

バレエ、ヨガ、ピラティスの違いについて解説します。

それぞれの定義を見てみましょう。

バレエとは

バレエは、ダンスの一種です。

バレエには、モダンバレエ、クラシックバレエとジャンルが分かれていて、多くの人がイメージするバレエはクラシックバレエでしょう。

きらびやかな衣装(チュチュ)やティアラを着用し、トウシューズを履いてつま先で踊る印象が強いかと思います。

バレエの起源はイタリアとされ、西洋のダンスであると言えます。

ダンスではありますが、物語を表現することに特徴があります。

バレエを習ったことがない方でも、『白鳥の湖』、『くるみ割り人形』、『眠り姫』は聞いたことがあるかと思います。

これらはバレエの演目で、ストーリーをダンスやマイムで表現します。

分かりやすく言うと、歌詞やセリフがない舞台です。そのため、ミュージカルのように歌うことはありません。

ヨガとは

ヨガは、古代インド発祥の宗教的な修行の一種です。あぐらを組んで、目を閉じているイメージを持つ方もいるでしょう。

これは瞑想をしているからです。

先述したようにヨガは修行の1つであり、瞑想をして精神を統一し、輪廻からの解脱を目指すものです。

仏教やヒンドゥー教の側面が強いのも特徴です。

このように修行の一種ではありますが、日本でも楽しめるヨガはエクササイズに近いもので、宗教的な修行としての意味合いは非常に薄いです。

そのため、「〇〇教ではないとヨガをやってはいけない」ということはありません。

ほぼ宗教の制限はないと言ってよいでしょう。

日本でのヨガは、どんな人でも楽しめるエクササイズの1つとして、広まっています。

バレエはダンスの一種なので、音楽に合わせて踊りますが、ヨガではこのようなことはしません。

ヨガのポーズで静止をすることで、心を落ち着かせます。

ヨガスタジオでは音楽をかけていることがありますが、その音楽に乗って踊るということはありません。

またダンスは、『白鳥の湖』のように演目があり、お話に沿ってダンスで演技をします。

「お姫さま役」、「王子さま役」、「妖精役」のように配役があり、そのキャラクターを演じるのも特徴ですが、ヨガの場合は特にキャラクターを演じるわけではありません

ピラティスとは

ピラティスは、バレエやヨガと比較して新しいジャンルのものです。

1920年代にドイツ人のピラティス氏が開発したエクササイズとされています。

エクササイズの一種ではありますが、エアロビのように動きが多いわけではなく、静止をすることで精神をコントロールすることも取り入れています。

ストレッチ、筋力向上、バランス力の向上を目的としたエクササイズです。

ピラティスとヨガは非常に似ているように思われますが、そもそものルーツが異なります。

ヨガは先述したように、宗教的な修行としての意味合いがあり、精神を鍛えるためのものです。

またヨガでは瞑想を取り入れているため、呼吸法も重要視されますが、ピラティスではヨガほど呼吸法が重要なわけではありません

またピラティスはエクササイズの一種なので、瞑想はほぼありません。

ヨガが心と身体のエクササイズとするならば、ピラティスは身体にフォーカスを当てたエクササイズと言えます。

またピラティスもダンスではないため、バレエのように踊ることはありません。

 

では、バレエ、ヨガ、ピラティスの違いを表でまとめます。

バレエ
  • ダンスの一種
  • ストーリーがある
  • キャラクターを演じる
ヨガ
  • 元は宗教的な修行の一種
  • 呼吸法が重要視される
  • 瞑想を取り入れている
ピラティス
  • エクササイズの一種
  • 精神ではなくボディ中心のエクササイズ

バレエが向いている人

バレエが向いている人

ヨガ、ピラティスではなく、バレエが向いている人を紹介します。

  • ダンスが好きな人
  • クラシック音楽が好きな人
  • 華やかな衣装を着たい人

ダンスが好きな人

ヨガ・ピラティスではなくバレエが向いている人の特徴1つめは、ダンスが好きな人です。

繰り返しますが、バレエはダンスの一種です。

音楽に合わせて身体を動かすため、ダンスが好きな人に向いています。

リズム感を向上させたい人にもよいでしょう。

クラシック音楽が好きな人

ヨガ・ピラティスではなくバレエが向いている人の特徴2つめは、クラシック音楽が好きな人です。

バレエにはモダンバレエもありますが、国内のスクールのほとんどはクラシックバレエです。

クラシック音楽に合わせて踊るため、元々クラシック音楽が好きな人におすすめです。

バレエ音楽を知らない方でも、『白鳥の湖』、『眠り姫』、『くるみ割り人形』の曲は聞いたことがあるはずです。

好きな音楽で踊れることも、バレエの魅力と言えます。

華やかな衣装を着たい人

ヨガ・ピラティスではなくバレエが向いている人の特徴3つめは、華やかな衣装を着用したい人です。

ヨガやピラティスだとシンプルなウェアでレッスンを受けますが、バレエには舞台があり、その衣装は非常にきらびやかです。

場合によってはドレスのような衣装で踊ることもあるでしょう。

ティアラを着用することも。

非日常を楽しみたい方には、バレエをおすすめします。

ヨガが向いている人

ヨガ

バレエ・ピラティスではなく、ヨガが向いている人について解説します。

  • 精神を鍛えたい人
  • 集中力を高めたい人
  • 瞑想を取り入れたい人

精神を鍛えたい人

バレエ・ピラティスではなくヨガが向いている人の特徴1つめは、精神を鍛えたい人です。

何度も記載しているように、ヨガは古代インドの修行の一種なので、精神を鍛えることができます。

ヨガインストラクターからレッスンを受けることで、ヨガの考えを学び、ストレスへの対処法が身につくこともあるでしょう。

精神を鍛えたい人はもちろんのこと、日常的にストレスを感じやすい人にもヨガはおすすめです。

集中力を高めたい人

バレエ・ピラティスではなくヨガが向いている人の特徴2つめは、集中力を高めたい人です。

ヨガのポーズを取るためには、集中力が大切です。

雑念があると、バランスを崩して身体がフラフラとしてしまうこともあります。

ヨガを習うことで、バランスよくポーズを取るために自然と集中力が高まるとされています。

仕事や勉強の効率も向上するかもしれません。

瞑想を取り入れたい人

バレエ・ピラティスではなくヨガが向いている人の特徴3つめは、瞑想を取り入れたい人です。

ヨガの特徴は瞑想を取り入れていることなので、瞑想の方法を学びたい人にもよいでしょう。

瞑想で雑念をなくす、ざわついた心を落ち着かせる方法が学べるでしょう。

ピラティスが向いている人

ピラティス

最後にピラティスに向いている人について解説します。

  • エクササイズを楽しみたい人
  • スタイルアップをしたい人
  • 体幹を鍛えたい人
  • 無理なくストレッチをしたい人

エクササイズを楽しみたい人

バレエ・ヨガではなくピラティスに向いている人の特徴1つめは、エクササイズを楽しみたい人です。

バレエはダンス、ヨガは修行の一面もあるため、エクササイズ要素を多く取り入れているのはピラティスと言えます。(ヨガにもエクササイズの一面もあります)

体力を向上させたい、筋力を高めたい人にはピラティスがよいでしょう。

スタイルアップをしたい人

バレエ・ヨガではなくピラティスに向いている人の特徴2つめは、スタイルアップをしたい人です。

ピラティスのクラスには、スタイル維持、サイズダウンなどさまざまな目的の人が通っています。

必ずしもヨガのように精神的なトレーニングのためにレッスンを受けているわけではありません。

ボディラインをより綺麗にしたい人であれば、精神的なトレーニング要素の少ないピラティスがよいでしょう。

体幹を鍛えたい人

バレエ・ヨガではなくピラティスに向いている人の特徴3つめは、体幹を鍛えたい人です。

ピラティスはポーズを取って、それをキープしますが、キープするには体幹が鍛えられます。

体幹の弱さを感じている人には、ピラティスがおすすめです。

無理なくストレッチをしたい人

バレエ・ヨガではなくピラティスに向いている人の特徴4つめは、無理なくストレッチをしたい人です。

バレエやヨガにも柔軟性が求められるためストレッチをしますが、ややハードです。

信ぴょう性の高いデータがあるわけではありませんが、一般的にヨガよりもピラティスのほうがポーズもマイルド(難易度が低い)であるため、無理なく気軽にストレッチをしたい人にはピラティスをおすすめします。

バレエ・ヨガ・ピラティスの選び方

ダンスインストラクターの女性の割合が気になる女性

ここまで、バレエ・ヨガ・ピラティスそれぞれの特徴や、向いている人のタイプについて紹介してきました。

でも、実際に「自分が始めるならどれがいいんだろう?」と迷う方も多いと思います。

この章では、そんな方に向けて、選ぶときに参考にしてほしい視点を4つ紹介します。

目的別に選ぶ

ここまで読んでくださった方は、バレエ・ヨガ・ピラティスそれぞれの特徴や魅力がなんとなく掴めてきたかと思います。

そこでまず大事にしてほしいのが、「自分がどうなりたいのか?」という目的に立ち返ってみることです。

たとえば「リフレッシュしたい」「体を引き締めたい」「表現することを楽しみたい」など、運動を始めたい理由は人それぞれ。

その気持ちに正直になって、ここまで紹介した内容と照らし合わせてみると、自分に合いそうなジャンルが自然と見えてくるはずです。

選ぶときに「正解」を探そうとする必要はありません

むしろ「今の自分に合っていそうなもの」を軽やかに選んでみることが、長く楽しむためのコツ。

目的は少しずつ変わっていくこともあるので、「やってみてから考える」という姿勢でも大丈夫です。

費用で選ぶ

続けていくうえで気になるのが、やはり「費用面」。

ヨガは月額5,000〜15,000円程度が一般的です。

チケット制や、オンラインでリーズナブルなコースを採用しているスタジオも多く、忙しい人でも自分のペースで通える柔軟さがあります。

ピラティスは、マットピラティスであればヨガと同程度の価格帯が多いですが、マシンピラティスになると月額50,000円以上することもあり、やや高め。

ただし、少人数制でインストラクターのサポートが手厚い分、満足感も高い傾向にあります。

バレエは、週1回のレッスンで月謝が4,000〜15,000円程度が目安です。

発表会に参加する場合は別途費用がかかることもありますが、最近は大人向けの入門クラスも増えていて、気軽に始めやすい環境になっています。

それぞれに価格帯や通い方の違いがあるので、続けやすさを意識して、自分にとって「現実的な選択肢かどうか」をチェックしてみてください。

初心者の始めやすさで選ぶ

「未経験だけど大丈夫かな?」と不安になる方も多いと思います。

ここでは、初心者が気軽にスタートしやすいかどうかという視点で見てみましょう。

ヨガは、まさに初心者の入口にぴったり。

「今の自分の感覚を大事にする」ことが重視されるので、柔軟性に自信がなくても安心して取り組めます。

年齢・経験問わず始める人が多く、「誰でもウェルカム」な空気が魅力です。

ピラティスも、初心者向けクラスが豊富。

体の動かし方を細かく説明してくれるスタジオも多く、動きに集中しながら学んでいけるのが特徴です。

マシンピラティスはインストラクターのサポートがつくので、「ひとりで動くのが不安」という方にも安心。

バレエは「敷居が高そう」と感じられがちですが、最近は大人初心者向けのクラスが充実していて、まったくの未経験者でも楽しめるレッスンが増えています。

初めての一歩を踏み出しやすい環境が整っているかどうかも、大事なチェックポイントですので、しっかり確認しておきましょう。

雰囲気・通いやすさで選ぶ

もうひとつ大事なのが、「その場所に通いたくなるかどうか」という感覚です。

スタジオの雰囲気やアクセスの良さは、想像以上にモチベーションに影響します。

ヨガスタジオは、照明や香り、音楽など空間づくりにこだわっているところが多く、リラックスしたい人にぴったり。

駅チカやショッピングモール内など、生活のついでに立ち寄れる立地も多く、気軽に続けられる環境が整っています。

ピラティスは、清潔感のある静かな空間で、集中して体と向き合えるのが魅力。

特にマシンピラティスはプライベートレッスンや少人数制のスタジオも多く、「落ち着いた雰囲気でじっくり取り組みたい」という方におすすめです。

バレエは、クラシック音楽や鏡張りのスタジオなど、独特の世界観が魅力的。

最初は緊張するかもしれませんが、「やってみたい」という気持ちで始めた仲間と出会えるのも、続けるうえで心強いポイントです。

写真やHPだけではわからない空気感は、見学や体験レッスンで感じてみるのがおすすめです。

まとめ

バレエ・ヨガ・ピラティスの違いについてまとめました。

バレエはダンス、ヨガは古代インドの修行を起源とするもの、ピラティスはエクササイズです。

ヨガとピラティスの違いを明確化することは難しいですが、精神をより鍛えられるのはヨガと言えます。

それぞれの違いがわかりにくいと感じる方は、一度体験レッスンを受けることをおすすめします。

体験をしてみて、より自分に合っていると思うものを始めましょう。

バレエに向いている人は次のとおりです。

  • ダンスが好きな人
  • クラシック音楽が好きな人
  • 華やかな衣装を着たい人

次のような人はヨガ向きです。

  • 精神を鍛えたい人
  • 集中力を高めたい人
  • 瞑想を取り入れたい人

ピラティスに向いている人は、次のとおり。

  • エクササイズを楽しみたい人
  • スタイルアップをしたい人
  • 体幹を鍛えたい人
  • 無理なくストレッチをしたい人

どれも似ているように見えますが、目的や起源は異なります。

自分に合った習い事を選んでください。

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