バレエを習うメリット・デメリットをバレエ歴30年の講師が徹底解説します!

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バレエを踊るバレリーナ

バレエを習うことによって得ることのできるメリットってなに?デメリットもあるよね?そんな疑問にお答えいたします!

バレエはお金がかかるし敷居が高いイメージがあるから・・・と踏み込めないかたもいらっしゃるかもしれません。

しかし、バレエで得ることができるメリットはたくさんあります!

ほかの習い事では経験できないことも・・・。

バレエは子どもの習い事だけではありません。

子どもはもちろん、大人の方にもバレエの魅力をお伝えします!

生活習慣による座りっぱなしの環境での姿勢の乱れなど、いろいろお悩みがあるかと思います。

そんな身体面にとってのメリットが大人バレエにはたくさんあります!

今回は、身体面、精神面別に、バレエを習うメリット・デメリットをクラシックバレエ歴30年の現役バレエ講師が徹底解説します!

バレエを習うメリットとは?

バレエのレッスンをする子ども

バレエを習うメリットはたくさんあります。

ここでは身体に関することを【身体面】メンタルや考え方に関することを【精神面】として解説していきたいと思います。

ここで紹介するメリットは、日々のバレエのレッスンの積み重ねから習得できることで、ちょっとやって習得できることではありません。

しかし、身についてしまえば一生ものになるでしょう。

身体面のメリット4つ

バレエを習っていると得られる身体面でのメリットを紹介いたします。

バレエで習得できる身体面のメリットは、身体にとっていいことばかりです。

子どもの習い事だけでなく親御さんもバレエに挑戦してみたくなるのではないでしょうか?

大人バレエも人気ですよね。

これを読んで子どもだけでなく私もはじめてみたい!と思っていただけたら嬉しいです。

【身体面】① 身体が柔らかくなる

バレエといえばこれ!バレエを習っている人は身体が柔らかいイメージがありますが、皆が最初から柔らかいわけではありません。

日々の努力の積み重ねで柔らかくなってゆくのです。

身体が柔らかいというのは、バレエだけでなく日常生活でもたくさんのメリットがあります。

例:身体がコリにくくなる 太りにくくなる、怪我をしにくくなる 血行が良くなる

身体が柔軟になると代謝が良くなるとよくいいますが、それは血行が良くなるため身体もコリにくく、また太りにくくもなるということですね。

ちなみにバレエ歴30年の筆者は、寝違えたことがありません!(笑)

参考:カラダが柔らかいメリットは? | 【はじめてのストレッチ】|ストレッチ専門店ストレチックス

【身体面】② 姿勢が良くなる

バレエのレッスンでは頭の先からかかとまで一直線でいる姿勢が求められます。

バレエを続けていくうちにいい姿勢がキープできる筋肉が育ち、いい姿勢が身についていきますよ。

姿勢がいいメリットもたくさんあります。

例:基礎代謝が上がる 腸内環境が良くなる 身体が軽くなる 

生活習慣で姿勢は悪くなりがちです。バレエでいい姿勢を身に付けましょう!

参考:姿勢が良くなることで起こるたくさんの良いこと | 福岡のみらいクリニック

【身体面】③ 体幹が強くなる

バレエのレッスンではインナーマッスルをたくさん使います。

インナーマッスルが鍛えられると体幹が強くなります。

体幹が強くなると内臓機能の安定や、関節の安定が得られ足腰が強くなり疲れがたまりにくくなります。

また、子どもの場合、他のスポーツに移行した場合でも体幹の強さはかなり役立ちますよ。

他のスポーツではわざわざ体幹トレーニングを行いますが、バレエではレッスンの中で自然と習得できるのです。

参考:体幹とは。鍛えることで得られる効果とプロが教える基本のトレーニング方法 | POWER PRODUCTION MAGAZINE(パワープロダクションマガジン)

【身体面】④ 頭の回転が速くなる

バレエのレッスンでは、先生が一回言った振りを頭に入れて踊ります。

すぐに覚えなければいけないので自然と集中力と短期記憶力が身に着きます。

また、バレエでは失敗した時の軌道修正能力が必要になります。

発表会やコンクールなど、人前で踊るとき、本番でも回転やジャンプなど技系はどうしてもうまくいかないことがあります。

しかし、それを失敗と見せないように瞬時に頭をフル回転させ軌道修正するのです。

精神面のメリット4つ

バレエを習うことによって習得できる精神面でのメリットを紹介いたします。

バレエの世界は厳しい女の世界で大変そう・・・というイメージがあるかもしれません。

しかし、実際は同年代のバレエ仲間はライバルであり一番の理解者です。

小さい頃から人前に立つ場面が多く、周りに目を配り、自然と精神面は鍛えられますが、ネガティブな鍛えられかたではないのでご安心ください♪

【精神面】① 人前に立つことに慣れる・好きになる

小さなころから舞台に立って踊るので、人前に立つことに慣れていきます。

発表会はさすがに緊張するよ~という子どももいますが、ほとんどの子どもたちが人前に立って表現することが好きだと思うようになるようです。

日常生活では進んで人前に立つ子になるかもしれませんね。

人前に立つことが苦手な人は多いですが、人前に立つのが得意!という人は多くはいませんよね。将来にも役立つのではないでしょうか。

いい自己PRになりますよ!

【精神面】② 自信が身につく

バレエでは苦手なことや難しい動きをコツコツ練習して徐々にできるように自分で仕上げていきます。

先生は必ず見てくれていますし、努力を評価してくれるでしょう。

それにより“やればできる”ということが証明され自信になります。

コツコツ努力したことを発表会など人前で披露することにより、より自分に自信をつけ堂々と踊れるようになっていきます。

【精神面】③ 上下関係や協調性が身につく

バレエの発表会では大人数で一つの踊りを作り上げることが多いです。

踊りの中で周りとタイミングを合わせる場面が多くあり、小さい頃から自然と協調性が身に着きます。

また、学年年齢関係なく一緒に舞台を作り上げるということもあり、他の習い事や日常生活では機会があまりない、自分と年齢差がある子ども同士の触れ合いがバレエの世界では多くあります。

中高生になると、楽屋で小さい子の面倒をみることや、年下の子から慕われること、年上のお姉さんに憧れることもあります。

【精神面】④ 芸術に触れる機会が多くなる

バレエのレッスンではクラシック音楽を常に聴いています。

小さい頃からクラシック音楽に合わせて身体を動かし表現することで、リズム感や表現力が身に着きます。

また、バレエに関わっているとプロのバレエ団公演やプロの劇団の舞台を見に行くチャンスがあります。

バレエを習っていないとなかなか触れることのない芸術に触れる機会が自然と増えますよ。

テレビや映画と違って、生身の人間のパフォーマンスをその人たちと同じ空間で見て感じることができる観劇は、子どもの心を豊かにしてくれるでしょう。

参考:観劇に出かける親子は驚異的に少ない。メリットだらけの演劇鑑賞、しないなんてもったいない!

バレエを習うデメリットって?

バレエのレッスンをする子どもの足

たくさんメリットのあるクラシックバレエですが、やはりデメリットもあります。

ここではデメリットを紹介いたします。

【デメリット】① 費用の問題

バレエはお高いんでしょ?というイメージがあるかと思います。

これに関しては否定はできません。

しかし、バレエで得られるメリットを考えるとバレエを習う価値はあると筆者は思います!

高額なお金がかかるタイミングは発表会やコンクールなど舞台のときのみです。

普段のレッスンでは他のスポーツや塾などの習い事と月謝はそれほど変わらず、シューズなど消耗品もサイズアウトするまでは買い替える必要がありません。

バレエの費用のお悩みに関しては「バレエ 費用」の記事をお読みいただければと思います!
参考:「バレエ 費用」

【デメリット】② 親の負担が大きい

発表会での親のお手伝いが負担になるという話をよく聞きます。

たしかに、発表会で親のお手伝い係があるお教室は多いようです。

しかし、発表会は多くて1年に1回。2年に1回のお教室もあります。

スポーツ少年団など地域のスポーツの習い事では、毎週末試合のたびに親が車出しや水分補給のための水を何リットルも運ぶお手伝いをしなければならないところもあるようです。

スポーツ関係の子どもの習い事には、程度は異なりますが、親のお手伝いは付き物と考えた方がいいかもしれませんね。

【デメリット】③ プロになるには狭き門

正直、プロになるのはかなりの狭き門になります。

バレリーナを夢見ていくら努力しても、プロダンサーの狭き門をくぐり抜けられる人はかなり少数です。

どうしようもない身体的な問題(背が小さい、大きすぎる等)で挫折を味わうこともあるかもしれません。

夢を叶えたいと努力して、努力で叶えられる可能性のある保育士や看護師、美容師などとは違うのです。

ただ、バレエを活かした仕事はバレリーナ以外にもたくさんあります。

筆者のバレエ仲間では、背が高すぎるためバレリーナは諦めて、宝塚歌劇団の受験に挑戦してタカラジェンヌになった友人もいます。

バレリーナという夢を挫折してしまっても、別の方向で成功するパターンもあるかもしれませんよ!

【デメリット】④ ほかのジャンルのダンスに移行しづらくなる

バレエはフィギュアスケートや新体操などいろいろなダンスのもとになっているというイメージがありますが、相性の悪いダンスもあります。

例えばストリートダンスとの相性がよくありません。

バレエでは上半身を引き上げて踊るのに対して、ストリートダンスは腰を落として踊ります。

バレエの癖が抜けるまで、苦労するかもしれません。

しかし、振りを覚える速さなどバレエで習得したものがあると思いますので、強みを生かしましょう!

まとめ

バレエのレッスンをする子供

いかがでしたでしょうか?

スポーツとも芸術とも呼ばれるクラシックバレエ。

バレエを習うことで、スポーツで得られるメリットも、芸術に触れることで得られるメリットも、両方得ることができるんです。

とくに身体面のメリットである「柔軟性」や「体幹」、また精神面で身につく「人前に立つことに慣れる」や「協調性」は、子どものうちに習得すると、バレエだけではなく、ほかのスポーツやダンス、日常生活にも活かすことができるので、一生ものになりますよ。

最近では、大人からバレエをはじめる方も増えています。

バレエでは身体の動きを理解しながら丁寧に動かすので、はじめは身体が硬くても徐々にほぐれていき、柔軟性が身についていきます。

大人の方こそ、身体面のメリットがより感じやすいと思いますので、バレエを習ってみてはいかがでしょうか♪

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