【2歳・3歳】落ち着きがなく走り回ってしまう子どものための習い事選び

2021年12月16日

習い事情報

赤ちゃんが笑顔で遊んでいる

みなさん、こんにちは!

チアダンスの情報を集めたポータルサイト「チア★コミュニティ」を運営しているチアコミスタッフです♪

2歳、3歳になると、習い事をはじめようかなと考える時期ですよね。

実際に、習い事をはじめてみたら、「落ち着きがない」「ずっと走り回る」「レッスンに参加しない・・・」なんて状況になったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、【2歳・3歳】落ち着きがなく走り回ってしまう子どものための習い事選びについて解説していきます。

習い事の最中に走り回ってしまう2歳、3歳児のお悩みあるあるから、習い事選びのポイントオススメの習い事までご紹介します。

「落ち着きがない子どもには習い事は無理?」「また走り回ってしまったらどうしよう」などのお悩みを持つ保護者の方に、すこしでも参考になればうれしいです!

落ち着きのない子どもに習い事はできる?


「習い事をさせたいけど、うちの子は落ち着きがないから不安・・・」「習い事を始めてみたけど習い事中に走り回ってしまってやっぱり無理かも・・・」など、落ち着きのない子の習い事にお悩みや不安はつきものですよね。

そんなお悩みや不安で習い事を諦めている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

走り回る2歳、3歳の習い事のお悩み

習い事の最中に走り回ってしまう子どものお悩みを集めてみました。

  • 習い事に参加しない
  • 落ち着きがない
  • ずっと走り回る
  • ジャンプばかりする
  • 先生の言うことを聞かず走って行ってしまう
  • テンションが上がりすぎる
  • 大きな声を出す
  • グループ(集団)行動ができない
  • 興味があったり気になったりするものしかやらない
  • 教室から出ようする

など・・・

習い事中は、保護者が直接注意できない場合もありますし、先生やほかの保護者の視線も気になってしまいますよね。

落ち着きのない子にこそ習い事がおすすめ!

落ち着きがなく常にハイテンションの子どもに習い事は難しいのでは?と考える方もいるかもしれません。

しかし、習い事は、集中力や自己制御のスキルが養えたり、集団行動をすることで、コミュニケーション能力を高める重要な時間でもあります。

「私の言うことは聞かないのに、先生の言うことは聞く。」という保護者の話をよく聞きますが、それは家族だからこその甘えなのかもしれません。

習い事の先生は、子どもにとって家族ではないけれど、「好きなことを教えてくれる」「好きなことを褒めてくれる」存在。

習い事は、適切な環境や指導者のサポートがあれば、子ども達の成長や自己管理のスキルを促進する貴重な機会となるでしょう。

2歳、3歳児の習い事はまだ早い?


習い事をさせたいけど、落ち着きや集中力がまだまだない2歳、3歳児にはまだ早いのではと思う方もいらっしゃるでしょう。

そこで、習い事を始めるかどうかを判断する基準を参考程度にご紹介します。

3歳児の4人に1人が習い事をしている

学研教育総合研究所の調査結果によると、3歳児の23.2%、つまり約4人に1人が習い事をしているそうです。

2~3歳頃からは子どもの自己主張が増え、好きなものや興味のあることがはっきりしてくるので、習い事を始めるいいタイミングかもしれません。

3歳児の習い事は脳の成長にいい!

さまざまな研究で、3歳までに習い事を始めると脳にいい影響を与えると言われています。

たとえば、右脳にはたくさんの能力が隠されており、開発できるのも右脳優位である3歳までが決め手になると言われています。

また、脳内の細胞の接合は生後3年間に爆発的に増殖するため、その期間に考え、話し、学び、判断する能力を伸ばし、成人としての価値観や社会的な行動の基礎が築かれるといわれています。

そのため、脳の発達を促す指先や身体を使う習い事を始めるには2,3歳児が良い時期と言えます。

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習い事に集中できない理由と対処法

子ども バレエ

先ほど、習いごとに集中できず、落ち着きがないことを悩んでいる保護者の方がたくさんいらっしゃることをご紹介しました。

では、なぜ集中できないのでしょうか。

対応方法とともにお伝えします!

習い事に集中できない理由

そもそも、2,3歳の子どもが長時間集中できないのは当たり前のことなんです。

一般的に幼児の場合、集中力が続く時間は、年齢+1分と言われているそうなので、2~3歳が集中できる時間は、大体3.4分程度ということになります。

そのため、習い事の50~60分間ずっと集中することは、子どもにとってはかなり難しいことです。

集中できないときの対処法は?

まだまだ幼い2-3歳児、具体的に伝えても理解が追いつかないことも多々あります。

無理に集中させよう!とするのではなく、子ども自身が集中できる習い事を選んでみるというのも1つの手段ではないでしょうか?

2-3歳児は自分の興味のあることになると集中力を発揮するため、保護者が自分の子どもは何が好きなのか・何に対して集中力を発揮するのか(自分の子どもの良いところ)を観察してそれを習い事に繋げてみるのも良いと思います。

・良く家でテレビの音などに合わせて体を動かしている→ダンスやリトミック
・絵を描くときに真剣→お絵描きや工作教室・公文(運筆など)
・人見知りしない→英会話教室
・外で走り回っている→かけっこ教室・体操教室  など

子どもの「好き!」や「得意!」を大切にすると良いでしょう♪

落ち着きがない子どものための習い事の選び方

2歳、3歳児には、無理して習い事をさせる必要はないと思いますが、習い事をはじめることで落ち着きが出るきっかけになるかもしれませんよね。

ここからは、落ち着きがない子どものための習い事選びの際に、大切にしてほしいポイントを3つご紹介します。

①習い事の特性をみる

習い事をすることの良さは、小さな「できた!」という達成感の積み重ねで、自己肯定感をあげていけることです。

2歳、3歳児にあった内容で、「達成感」「成功体験」「自信」をたくさん感じられるような習い事を探しましょう。

たとえば、ピアノやスイミングは、目標・目的が明確なので、子どもでも「できた」がわかりやすいです。

また、個々のレベルにあわせた目標設定ができるので、自分のペースで取り組んでいけます。

②本人の意思を大切にする

親がやらせたいと思う習い事も、子どものやる気がなければ長続きしないですよね。

本人が「楽しい!」「もっとやってみたい」「できるようになりたい」と思える習い事かどうかが重要です。

「楽しい」と思えると、「もっとできるようになりたい」「どうやったら上手にできるんだろう」という自分で工夫していく「考える力」にもつながります。

③先生や環境との相性

落ち着きがなかったり、走り回ったりする2歳、3歳は、基本的に個人レッスンの習い事が向いていますが、先生の理解があり、まわりの生徒さんとの相性がよければ、グループの習い事でもよいと思います。

「走り回ったりするかもしれません」といった悩みを事前に先生にも知っておいてもらえると、保護者も安心できますね。

グループ(集団)の習い事では、まわりのお友だちと関わることで、さまざまな刺激や学びがあるでしょう。

落ち着きがない子どもの習い事の注意点

先述のように、落ち着きがない子にも、習い事をさせることはたくさんのメリットがあります。

しかし、習い事をする時、選ぶときに注意すべき点もあるので気を付けてみてください。

無理に参加させない

子ども本人が嫌がっていたり、やる気がおきないときに無理に参加させることはよくありません。

習い事をいやな場所だと認識してしまったり、無理やり連れてこられる場所、と思ってしまうとより気持ちが制御できず落ち着きがなくなってしまいます。

保護者からすると月謝がかかっているから、先生を待たせているから、と焦ってしまうかもしれませんが、振替制度を利用するなど、落ち着いている時に活動できるよう工夫してみましょう。

最初は無理をせず、何度か参加することで習い事は楽しいこと!と思えれば、徐々に決まった日時に行く習慣がついてきます。

こまかなフィードバック

習い事をしていると、少しずつでもできるようになったこと、達成できたこと、が増えていきます。

落ち着きのない子では、最初はなかなか実感することは難しいかもしれませんが、「今日は〇分お話を聞けたね!」「今日は〇〇を1つ覚えたね」など、小さなことを具体的にフィードバックして褒めることが大切です。

小さな段階をひとつずつクリアしていくことで、達成感を覚え、次も頑張ろう!とモチベーションに繋がります。

時間帯の設定

習い事を選ぶうえで、習う時間も大切なポイントのひとつです。

とくに落ち着きがない子にとって、うまくエネルギーを使える時間帯を選ぶのが大切です。

  • 眠くなりやすい時間帯を避ける
  • おなかが空いている時間帯を避ける
  • 元気があまっている休日の午前中に習い事を入れる

など、子どもによって適切な時間帯を考え、その時間に習えるものを探してみてもいいかもしれません。

動き回る幼児にオススメの習い事

「落ち着きがない」「走り回る」「習い事に参加しない」などのお悩みをもった2歳、3歳にオススメするのは、まわりの子に合わせる必要がない個人レッスンや、自分のペースで進めていける少人数の習い事です。

完全な個別のレッスンではなくても、自由度が高かったり、個人のペースに合わせてもらいやすい習い事もあります。

身体を動かす系の習い事

・リトミック

リトミックは、音楽と楽しくふれあいながら、子どもたちが個々にもっている「潜在的な基礎能力」の発達をうながす教育法です。

多くの習い事とちがう点は、表現の自由度が高いところです。

おなじ音楽やテーマでも、全員におなじ動きを強制するのではなく、それぞれの子どもが受け取ったイメージを自由に表現していきます。

実際に、走り回ったり、興味があることだけに夢中になってしまったりする子どもも、「リトミックの習い事は続いた!」という声を聞きます。

スクール(教室)や先生によってもレッスン内容がちがうので、まずは見学・体験レッスンなどに参加してみてくださいね。

・スイミング

スイミングの習い事は、グループレッスンではありますが、基本的に個人種目なので、個別に目標設定することが可能です。

スタートとゴールが決まっていて、レッスン内容が明確なので子どもにもわかりやすく、「達成感」を感じやすいです。

また、水に慣れる練習になったり、体力がついて身体が強くなったりするといわれている人気の習い事です。

手先を動かす系の習い事

・ものづくり教室

子どもの発想を活かして、自由に作品をつくることができる、男女とわず人気のある「ものづくり教室」。

子ども向けのプログラミング教室や、レゴスクール、農業体験など、ざまざまな種類があります。

楽しみながら、集中力創造力が身につく習い事です。

親子で参加できるものもあるので、親もリフレッシュできる習い事になるかもしれないですね!

学習系の習い事

・公文

公文式学習とは、解き方を教わるのではなく、自分の力で教材の問題を解く学習法です。

子どもが自分で考えて「できた!」という達成感を感じられる、簡単すぎず難しすぎないレベルの教材になっています。

小さい頃からの学習習慣や、問題解決力チャレンジ精神が身につく習い事です。

完全な個別レッスンではないですが、自分のペースで進めることができ、先生とも一対一で関わることが多いです。

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落ち着きが出る習い事

集中して本を読む子ども
2歳・3歳児を無理に落ち着かせる必要はないかもしれませんが、落ち着きがない子を育てていると「落ち着きが出る習い事をさせたい」「我が子を変えたい」と思う親御さんもいらっしゃるかと思います。

落ち着きがない子どもも、何かに夢中になって集中して落ち着きが出てくれれば一石二鳥ですよね。

ここでは比較的子どもが落ち着きやすい習い事を紹介いたします。

ピアノ

ピアノは先生とマンツーマンで行うので、他の子どもに迷惑をかけるという心配がありません。

また、先生とのやり取りでコミュニケーション能力を養うことができます。

柔道や空手など武道

礼儀作法を養うことのできる武道では、集中力も必要となります。

また、厳しい環境で上下関係を重視する先生から武道を学ぶことで、「この場ではふざけてはいけない」など場面ごとの対応ができるようになるかもしれませんよ。

絵画教室

興味を持てないことにはまったく集中できず、そわそわと落ち着かないなど落ち着きのない子どもが、絵を描く時だけは驚異的な集中力を見せることがあります。

この3つに限らず、子ども本人が夢中になって集中できる習い事に出会えると、落ち着きも出てくるかもしれませんね!

まとめ

踊る子ども

今回は、【2歳・3歳】落ち着きがなく走り回ってしまう子どものための習い事選びについてまとめました。

まずは個別レッスンの習い事をえらんだり、少人数のレッスンをえらんだりして、2歳、3歳の幼児の頃から少しづつ、人との関わりを持つことに慣れていきましょう。

たとえば、幼児からはじめられる「ダンス」の習い事は、みんなでスタジオ内を走り回ったり、ジャンプしたりすることからレッスンがはじまります♪

習い事選びは、子どもの特性に合ったもの、そして本人の「楽しい」「好き」「やってみたい」という気持ちがいちばん大切です。

また、先生やまわりの生徒さんとの相性にもよるので、おなじ習い事でも子どもに合ったスクール(教室)を探していきたいですね。

子どもも親も、無理なく、楽しく続けていける習い事と出会えますように!

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よくある質問

2・3歳の習い事はまだ早いですか?

幼い頃から習い事をはじめることにはメリットもデメリットもあります。お子様本人が無理なくできる習い事を選びましょう。

習い事は何歳からはじめるのがいいですか?

アンケート調査によると、4・5歳〜はじめる家庭が多いです。お子様の年齢にあった習い事を見つけることをオススメします。

2・3歳の習い事は、保護者も一緒に参加できますか?

スクールの方針にもよりますが、親子で参加できる習い事もあります。

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