子どもに習い事をさせようと思って、集団レッスンにしようか、個人レッスンにしようか、と悩んだ経験はありませんか。
子どもが人見知りだと、集団レッスンではなく個人レッスンを受けさせたいと考えることもあるでしょう。
そこで今回は、個人レッスンがある子どもの習い事をご紹介します。
個人レッスンのメリット・デメリットについても解説しました。子どもの習い事で個人レッスンを検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
子どもにおすすめの個人レッスンの習い事
子どもにおすすめの個人レッスンは次のとおりです。
- ピアノ
- バイオリン
- 英会話
- プログラミング
- 絵画
- 作文
くわしく見てみましょう。
【子ども】個人レッスンの習い事｜ピアノ
最初におすすめする習い事が、ピアノです。
ピアノは個人レッスンが多いのが特徴。
ピアノは連弾もありますが、基本的に弾くのはひとりです。そのため、ピアノはグループレッスンよりも個人レッスンが多のです。
ピアノを習うことで、音感やリズム感が身につきます。座ってピアノを弾くため、集中力や忍耐力もつく習い事と言われているので、子どもに習わせてみませんか。
早期にピアノの個人レッスンを受けることで、絶対音感も身につくかもしれませんね。
【子ども】個人レッスンの習い事｜バイオリン
バイオリンも個人レッスンがメインの習い事です。ピアノと同様で、バイオリンはひとりで演奏する楽器のため、レッスンはグループよりも個人レッスンが多いです。
音楽スクールだけでなく、個人経営のスクールもあるので、子どもに合った個人レッスンを受けましょう。
バイオリンは体の成長に合わせて選ぶ必要があるため、楽器レンタルをする人もいます。まずはお試しでバイオリンの個人レッスンをしたい受けたい方は、購入ではなくレンタルも選択肢として考えるとよいですよ。
バイオリンを習うことで、音感、リズム感が身につき、子どもによっては絶対音感も得られるでしょう。
ピアノはイスに座って弾き、舞台では原則として横向きですが、バイオリンは正面を向いて全身を見せて演奏します。そのため、自然と姿勢もよくなるでしょう。
【子ども】個人レッスンの習い事｜英会話
英会話はグループレッスンもありますが、子どもには個人レッスンもおすすめです。
英会話講師とマンツーマンで授業を受けられる個人レッスンであれば、子どものペースで教えてもらえます。わからないところも質問しやすいので、個人レッスンもおすすめです。
グループレッスンよりも個人レッスンのほうが、講師とコミュニケーションを取る機会は多いはず。個人レッスンのほうが、上達スピードも速いかもしれません。
英会話を習うことで、実践的な英語が身につき、さらに学校の授業の先どり学習にもなるでしょう。早期に個人レッスンを受ければ、バイリンガルも夢ではないかもしれませんね。
【子ども】個人レッスンの習い事｜プログラミング
プログラミングも個人レッスンがあります。
プログラミングスクールには、グループレッスンもありますが、マンツーマンの個人レッスンも多く、受けている子どももいます。
プログラミングという科目があるわけではありませんが、学校ではプログラミング学習が始まっています。
将来、社会に出て仕事でプログラミング的思考が必要になることもあるでしょう。学校の授業がスムーズに理解できる、興味の対象が理系分野に広がるなどメリットがあります。
参考：文部科学省
【子ども】個人レッスンの習い事｜絵画
絵画の個人レッスンも人気があります。
絵画教室はグループレッスンも多いですが、個人レッスンをしているスクールもあるのです。個人レッスンであれば、じっくり作品を見てもらえるのがメリット。
お絵描き教室、絵画教室などアート系も個人レッスンがあるので、受けてみませんか。
絵画を習うことで、絵が上手になるだけでなく、想像力が豊かになる、空間認知能力が向上するなどのメリットがあります。
自己表現ができる子に育てたい方にもおすすめです。
【子ども】個人レッスンの習い事｜作文
作文教室にも個人レッスンがあります。
学習塾であれば、夏休みなどに単発で作文教室が開催されることがあります。個人レッスンであれば、子どもの作文をしっかりと読んだ上でアドバイスをしてもらえるため、作文を書くのが苦手な子どもにおすすめです。
作文教室に通うことで、作文の内容が充実する・表現力が上達するメリットがあります。国語の成績にも直結するでしょう。
子どもの習い事の個人レッスンの種類
個人レッスンは主に次の2パターンがあります。
- 個人経営の個人レッスンクラス
- スクールの個人レッスンクラス
【個人経営】
個人経営の習い事であれば、規模が小さいことが多く、個人レッスンがメインです。個人経営なので、講師との相性が合わなくても他の講師がいません。そのため、個人経営のスクールであれば、辞めるしかないのです。
【スクール経営】
スクール経営の個人レッスンであれば、講師との相性が悪ければ他の先生のクラスに変えることができます。
個人経営のスクールで個人レッスンを受ける場合は、体験レッスンンを受けて、子どもとの相性をチェックしておきたいですね。
また、個人レッスンは、オンラインと通学があります。
【オンライン】
オンラインであれば自宅にいながらレッスンが受けられるのがメリットで、雨の日でも受講しやすくていいですよね。
【通学】
通学の場合は、教室や講師の自宅まで行く必要があります。オンラインでは直接講師と触れ合うことはできませんが、通学であれば目の前に講師がいるので、指導のニュアンスも理解しやすいです。
特にピアノやバイオリンなどの楽器の場合は、オンラインではなく、通学がよいでしょう。
【子ども】個人レッスンのメリット
個人レッスンは集団レッスンとは違ったメリットがあります。見てみましょう。
子どもに個人レッスンをさせるメリット｜子どものペースで習える
子どもに個人レッスンを受けさせるメリットは、自分のペースで学べることです。
集団レッスンであれば、どうしても全体のペースで進んでいきます。カリキュラムがあれば、それに合わせてレッスンが進むのです。
子どもによっては、集団レッスンだと「ペースが速い」、「ペースが遅すぎる」と感じることもあるでしょう。
個人レッスンであれば、講師が生徒のペースに合わせて教えてくれることがメリットです。
子どもに個人レッスンをさせるメリット｜講師と信頼関係が築きやすい
個人レッスンのメリットは、講師と信頼関係が築きやすいことです。
集団レッスンであれば、講師ひとりにつき生徒ふたり以上ですが、個人レッスンであればマンツーマン。
個人レッスンのほうが生徒と講師の会話が増えるため、信頼関係が築きやすいと言えます。
子どもに個人レッスンをさせるメリット｜保護者関係が楽
個人レッスンのほうが、保護者関係が楽と言えます。
グループレッスンだと、いわゆるママ友付き合いがあります。送迎の際に教室の入り口で会ったらあいさつをして、立ち話をすることもあるでしょう。これが苦手な方もいますよね…。
個人レッスンの場合は、子どもひとりしかレッスンを受けに行かないため、他の生徒の保護者に会うことはあまりありません。
そのため、ママ友付き合いが楽な傾向にあるのです。
子どもに個人レッスンをさせるメリット｜わからないところを質問しやすい
個人レッスンのメリットは、質問のしやすさです。
みなさんは習い事や学校の授業で、わからないところがあっても質問しにくいと感じた経験はありませんか。集団レッスンだと、他の生徒に迷惑にならないかと気になることもありますよね。
個人レッスンであれば他に生徒がいません。子どもひとりなので、「今のところわがわからなかったので、もう一度お願いします」と言いやすい環境です。
わからない箇所をそのままにしていると、上達しにくいと言えます。その場で質問できる個人レッスンのほうが、集団に比べて上達もしやすいでしょう。
【子ども】個人レッスンのデメリット
個人差はありますが、個人レッスンのほうがグループレッスンよりも上達スピードが速いとされていますが、個人レッスンにもデメリットがあります…。
個人レッスンを受けて後悔しないためにも、デメリットも知っておきましょう。
子どもに個人レッスンをさせるデメリット｜費用が高い
個人レッスンのデメリットは、費用が高いことです。
生徒ひとりにつき講師がつくため、どうしても費用が高くなります。どんな習い事でもマスターするためには、長く学ぶ必要があります。
長期的に習える費用かどうか、習う前にチェックしましょう。
子どもに個人レッスンをさせるデメリット｜友だちができにくい
個人レッスンのデメリットは、友だちができにくいことです。
習い事を通じて、友だちができる子どもはたくさんいます。学校外の友だちは貴重な存在。友だちと一緒に切磋琢磨をすることもあるでしょう。
しかし、個人レッスンでは生徒が子どもひとりきりなので、習い事を通じて友だちができにくいことがデメリットと言えます。
子どもに個人レッスンをさせるデメリット｜辞めにくい
個人レッスンのデメリットは、辞めにくいことです。
講師と生徒の距離が近い分、辞めるときに言い出しにくい傾向があります。辞めたいなと思ってもなかなか講師に言い出せず、そのままズルズル…と続けてしまうこともあるでしょう。
まとめ
子どもにおすすめの個人レッスンは次のとおりです。
- ピアノ
- バイオリン
- 英会話
- プログラミング
- 絵画
- 作文
個人レッスンには、スクール経営と個人経営があります。それぞれにメリット・デメリットがあるので、入会前によく考えてから始めましょう。
個人レッスンのメリットは次のとおり
- 子どものペースで学べる
- 講師との信頼関係が築きやすい
- 保護者関係が楽な傾向
- 講師に質問しやすい
デメリットもあります。友だちができにくいこと、辞めにくいことがデメリットなので、理解した上で習い事を始めてくださいね。
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