みなさん、こんにちは!
チアダンスの情報を集めたポータルサイト「チア★コミュニティ」を運営しているチアコミスタッフです♪
とつぜんですが、お子さまは何個の習い事をやっていますか?
最新の子どもの習い事に関する調査では、未就園児から中学生に習い事をさせている家庭は7割以上だそう。(ママプロジェクトJapan調べ)
そんななか、「子どもの習い事で疲れてしまった」「子どもが習い事でストレスを感じている気がする」などの保護者の声も聞くようになりました。
今回は、多すぎる習い事のデメリットと子どもへのストレスについて、注目していきたいと思います。
「子どもの習い事を増やそうかな?」と考えている保護者のみなさんも、参考にしてみてくださいね!
目次
小中学生の習い事事情
今の子どもたちがどのくらい習い事をしているのか気になりますよね。
ここでは、最新の習い事事情をご紹介します!
習い事、いくつしてる?
イオレ2023年版「子どもの習い事に関するアンケート」によると、習い事を1つしているという人の割合は24.4%、2つが37.5%、3つが21.8%、4つが9.7%、5つ以上が6.6%。
習い事を2つかけ持ちしている割合がもっとも多いですね!
週何日通ってる?
習い事にはどのくらい通っているのでしょうか。
ベネッセが小学生・中学生・高校生の保護者を対象に行った調査によると全体では、週に2回が最も多く、2位は、3回(20%)、3位が、週1回(19%)という結果が報告されています。
小学生は低学年、高学年どちらも、週2回が1番多いことがわかりました。
週に2~3回習い事に通っている子どもが多いですね!
一方、中学生は、「週1回」と「習い事をしていない」が同率1位。
中学生になると勉強や部活が忙しくなり、習い事との両立が難しくなってくるのかもしれません。
また、受験などに備え、勉強系の習い事へシフトする子どもも出てきます。
習得させたい習い事がある方は、忙しくなる中学生よりも前に始めておくといいかもしれませんね。
どんな習い事が人気なの?
2024年、「キッズ@nifty」の「習い事」に関するアンケート調査によると、小学生の習っている習い事の順位は以下のようになりました。
1位「学習塾・KUMON・家庭教師」
2位「ピアノ」
3位「英会話」
最も多かったのは「学習塾・KUMON(くもん)・家庭教師」で、小学生では48%と約半数を占めていました!
中学生は、
1位「学習塾・KUMON・家庭教師」
2位「ピアノ」
3位「習字」
という結果が報告されています。
やはり勉強系が人気ですね。
また、「これからやってみたい習い事」では、小学生では「絵」、中学生では「ピアノ以外の楽器」がそれぞれ1位で、「ダンス」「ピアノ以外の楽器」は小中学生ともに上位でした。
複数習い事をするメリットは?
習い事を複数することにはどのようなメリットがあるのでしょうか?
メリットを知れば、お子さんの習い事を増やすべきかの判断がしやすくなるはずですよ。
得意に気付ける!
自分が持っている才能に気づきやすくなることが、習い事を複数するメリットの1つです。
日常生活の中では、子どもが持っている隠れた才能に気づくことは難しいですよね。
様々な習い事を経験することで、得意なものや熱中できるものが見つけやすくなります。
まずはやってみる!が大切ですね!
交友関係が広がる
習い事を複数すれば、交友関係が広がるのも大きなメリットです。
習い事では、他の学校の子供や、先生、保護者など、普段の生活の中では出会えないさまざまな人と出会えるでしょう。
学校や保育園・幼稚園とは違った環境での交流は、成長期の子どもにとって良い刺激となることでしょう。
コミュニケーション能力が自然に身に付くのも嬉しいですね。
時間管理が上手になる
複数の習い事をする場合、時間の管理を自分で行う必要がでてくるため、自然に時間管理がうまくなります。
未就学児のうちはまだ親が管理することがほとんどですが、ある程度自分で予定を考える年齢になれば、習い事のスケジュール管理も自分でできるようになりますね!
経験を重ねるうちに、効率的に時間配分ができれば自分の自由時間もしっかりとれることが理解できるようになるでしょう。
時間管理を上手にする能力は、大人になってからも役立ちますよね。
多すぎる習い事のデメリット
習い事を複数する場合、メリットだけでなくデメリットもあるため注意が必要です。
デメリットも理解した上で、習い事の数を決めると安心ですよね。
そこで、多すぎる習い事のデメリットをご紹介します。
自由時間が少なくなる
お子さんの自由時間が少なくなることは、習い事を複数するデメリットの1つです。
友達と一緒に公園で遊んだり、好きなことをしたりと、自由に過ごせる時間が少ないと子供の大きなストレスになってしまいます。
自由時間だけでなく、睡眠時間が減ってしまうケースも珍しくないため、十分な睡眠時間が取れるよう注意しなければなりません。
また、未就学児の場合、習い事の時間が早いため保育園を早退しなくてはならないことや、毎日の習い事やその課題で一日終わってしまうことも・・・。
小さいうちは、自由に過ごす時間ともバランスを親が考える必要がありますね。
習い事が嫌になる
習い事を複数すると、習い事自体が嫌になってしまう可能性があるため注意が必要です。
習い事にかける時間が多すぎて日々の暮らしがいっぱいいっぱいになると、たとえ好きな習い事だったとしても行くのが辛くなってしまうでしょう。
子どもが習い事に行くのを負担に感じている様子が見られる場合は、習い事の数を見直す必要があるでしょう。
幼稚園や保育園の行事などが多いため、子ども自身が疲れてしまい、習い事を楽しく続けられなくなってしまうこともあるため、子どもの体力との相談も大切です。
どの習い事も中途半端になる
習い事を複数はじめた結果、すべて中途半端な状態のままになってしまうことがあります。
子どもが習い事で達成感や充実感を得るためには、自分でやりたいと思える習い事を見つけることが重要。
保護者の、色々やらせてあげたい!多方面の能力を伸ばしてほしい!というような思いからあまりにもたくさんの習い事をやらせるのは危険です。
子ども自身が本当にやりたい習い事を選び、集中して取り組むことで、習い事がどんどん楽しくなるだけでなく、技術や精神面もどんどん成長するでしょう。
保護者の負担が増える
多すぎる習い事は、子どもだけでなく保護者の負担にもなりかねません。
・家庭で過ごす時間が減り、親子間のコミュニケーションが十分に取れなくなってしまう可能性がある。
・年齢があがると月謝などの費用もあがり、家計の負担になる。
・仕事の調整や送迎、付き添いのために保護者の時間の確保が必要になってくる。
・きょうだいのお迎えや習い事の送迎
このほかに夕飯の買い物や準備、学校の宿題の丸付けなど上げだしたらキリがないほど夕方の保護者にはやることが山積みですよね。
やることに追われて子どもとのコミュニケーションの時間が少なかったり、自分のリフレッシュ時間がないとストレスを感じやすくなり疲れてしまいます。
いくら子どもが頑張っていても一緒になって喜んだり褒めたりできないと、伸びるものも伸びず、本末転倒です。
そこで保護者も子どももストレスなく習い事をするのであれば、
・子ども自身が楽しく続けられるもの
・子どもと保護者の生活環境に合ったもの
・送迎付きの習い事や親子でできる習い事
を選ぶことがオススメです!
大切なのは習い事以外の時間だった!?
多くの習い事や塾に通うと、それだけ親も子も毎日が忙しくなります。
実は、「自由に遊ぶ時間」「ぼーっとする時間」も子どもにとって大切なんです。
習い事の詰め込み過ぎに注意
最近の子どもたちは、学校や幼稚園・保育園から帰ってくるとすぐに習い事に行くことが多いです。
習い事の種類も多岐に渡り、選択肢がどんどん増えています。
しかし、子どもたちの体力も有限です。
「疲れた」「忙しい」といった言葉や、集中力がなくなったり、イライラしたり、体調を崩したりすることもあります。
自由な遊びの重要性
共働き世帯が増えたことで、放課後の居場所として習い事や塾に通わせるケースが増えています。
しかし、子どもたちにとっては自由に遊べる時間が減っているとも言えます。
遊びの研究者であるスチュアート・ブラウン博士は、子どもが自由に遊ぶことの重要性を指摘しています。
自由な遊びは、感情を整え、自己肯定感を高めるスキルを身につけるために重要なのです。
ボーっとする時間の大切さ
勉強や習い事を詰め込むことが良いと思われがちですが、実は「ボーっとする時間」も重要です。
何もしていない時間に、脳は活性化し、頭の中を整理したり、ひらめきを生み出したりするのです。
カリフォルニア大学の精神科医ダニエル・J・シーゲル教授は、子どもが過密スケジュールに陥らないようにするためのポイントとして「子どもが自由に使える時間を確保し、十分な睡眠をとり、ストレスをためないようにすること」を挙げています。
子どもの習い事どうやって厳選する?
子どもの習い事を詰めこみ過ぎないためにも、どのように習い事を厳選していけばいいでしょうか。
習い事を整理する
いま現在、「習い事すこし多いかな・・・」と感じている保護者の方は、習い事を整理していくことも必要です。
習い事を整理するタイミングとしては、
習い事は学年が変わる、受験勉強を始める、月謝が変わるといったキリのよいタイミングで見直すのがおすすめです。それ以外でも子どもが辞めたいと言い出したときや、子どもの負担や家計への負担が増えていると感じたとき、新たな習い事を始めようと考えたときなど、なにかのきっかけごとにその都度見直し、継続するか辞めるかを判断するとよいでしょう。
ご家庭のなかで、キリのよいタイミングをみつけ、親子間でもよく話し合いながら決めていきましょう。
定期的に家計を見直す
また、家計を定期的に見直すことも大切です。
2019年に、子どもがいる家庭を対象に1カ月にかかる習い事の費用を調べたところ、その金額は15,170円/月で、2016年の10,240円/月よりも4,930円増えていることがわかりました。
(子どもの教育資金に関する調査2019/ソニー生命調べ)
年齢によって月謝も変わってくるので、「保育園や幼稚園を卒園したら一度見直してみよう」など、家庭のなかでタイミングを考えておくといいかもしれませんね。
習い事を厳選するコツ
習い事の厳選の仕方として、たとえば幼児期の習い事を例にして考えると、
きちんと身に付けようと思うと、幼児期には「静」と「動」の習い事を一つずつ、というのが限界かなと思います。例えば、ピアノなどの芸術系の習い事を一つと、水泳などの運動系の習い事を一つ、というように。
習い事を何か一つでも、集中して頑張りたいときは、親も子どもと一緒に知識や経験を広げ、楽しむことが大切です。例えばバレエを習っているお子さんであれば、プロのバレエ団の公演を一緒に見に行ったり、お友達のバレエの発表会を見に行って、プログラム構成や振付、衣装を比較してみたり。お風呂上がりにストレッチを一緒にやってみたり。お友達が発表会に来てくれたら「来てくれてありがとう」という気持ちを伝えるお手紙を準備したり。そういう時間も大事にしたいものです。
(引用記事:もしかして親のエゴ? 子どもの「習い事」落とし穴)
といった考え方もあります。
子どもにも親にもストレスなく、親子で一緒に楽しめる習い事をみつけたいですよね。
まとめ
今回は、子どもの習い事いくつやってる?多すぎる習い事はストレスに?!についてまとめました。
幼児期から習い事をさせた方がいい!というような意見を聞くと、つい「あれもこれもやらせてみよう・・・」となってしまいますよね。
たしかに小さい頃から習い事(経験)をさせることで得られるメリットも多いですが、いちばん大切にしたいのは、子どもの「好き!」「やってみたい!」という気持ちを尊重し、習い事にやる気を持って通えるようにしておくことです。
そのためにも、親子間のコミュニケーションの時間を取り、日ごろからよく話し合っておくことが大事ですね。
子どもも親も、毎日無理なく・ストレスなく、そのご家庭にあった習い事を探していきましょう!
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