子どもが習い事を嫌がる心理とは?おすすめの対処法はコレ!

2021年12月3日

習い事情報

考える女性のイラスト

みなさん、こんにちは!

チアダンスの情報を集めたポータルサイト「チア★コミュニティ」を運営しているチアコミスタッフです♪

お子様の習い事に関するお悩みはさまざま。

そのなかでもよく耳にするのが、「子どもが習い事に行きたくないと言う」「習い事に行くのを嫌がる」といった保護者の方からのお悩みです。

そこで今回は、子どもが習い事を嫌がる理由や原因・おすすめの対処法をご紹介していきます。

お子様に習い事をさせている保護者のみなさんのお悩みが、すこしでも解決できればうれしいです!

習い事を嫌がるのってふつう?

実は、子どもの57.4%が「習い事を嫌がった」経験があるそう。(HugKum編集部調べ)

半数以上のお子さんが「習い事に行きたくない」と一度は思ったことがあるようです。

保護者のみなさんは、「うちの子だけ?」と思い悩む必要はなさそうですね^^

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子どもが習い事を嫌がる理由・原因は?

子どもが習い事を嫌がる理由を集めてみました。

・うまくいかない、うまくできない。

・先生やお友達と合わない。

・興味がない、好きなことじゃない。

・習い事より、遊びたい!

・難しくてついていけない。

・疲れている。

・習い事が多くて忙しすぎる。

習い事自体がやりたいことではなかったり、うまく成果が出ていなかったり、先生との相性、またスケジュール的に無理があったり・・・。

理由はお子様それぞれだと思いますが、とくに3.4歳くらいの幼児は本人にも原因がわかっていない場合もあります。

お子さまの様子をよく観察したり、習い事の先生や一緒に通っているお友達の保護者の方の意見を聞いてみるのもいいかもしれません。

子どもが習い事を嫌がるときのNGな対処法

子どものためを思って始めさせた習い事に「行きたくない!」と駄々をこねられたら焦ってしまうことは当然です。

しかし、焦ったからといってNGな対処法をとっさに取ってしまうことで、さらに逆効果になってしまう場合もあります。

先にNGな対処法を知っておくことで、子どもと真っ直ぐ向き合う姿勢を整えておきましょう。

話し合わず無理やり連れていく

NGな対処法1つ目は、子どもと話し合わずに無理やり習い事に連れていくことです。

習い事が始まる直前に「行きたくない!」と駄々をこねられてしまったら、焦りが勝ってしまい無理やりにでも連れて行かせたくなってしまうと思います。

しかし、無理やり連れて行った結果、教室でずっと泣いて先生を困らせたり、トラウマを抱えてしまったりしてしまう可能性があります。

そんなとき、習い事の場所に着くまでに「なぜ習い事が嫌なのか?」ということについて話し合うことをおすすめします。

子どもの気持ちを理解したうえでどう対処するか、という方向に持っていくことができます。

それでも嫌だと言う場合は、習い事の先生に謝罪をしてお休みすることも検討しましょう。

物で釣る

「習い事に行ったらおやつをあげる!」

「今日行ったら家でゲームしてもいいよ!」

というように、習い事に行かせたいがためにご褒美を与えてしまいたくなるかもしれません。

最初は効果があるかもしれませんが、もしあるタイミングでご褒美を与えることをやめたとき、今よりも「行きたくない!」と駄々をこねてしまうかもしれません。

子どもに習い事を通して成長してもらいたいと考えたとき、習い事に行く目的を「ご褒美をもらうため」ではなく、「習い事で何かを達成するため」に軌道を修正していかなければなりません。

物で釣る方法は良い対処法とはいえないでしょう。

理由を聞かずに否定する

「じゃあ行かなきゃいいじゃん」

「辞めれば?」

と、ついつい言ってしまいたくなるでしょう。

しかし、この言葉は子どもにとってとても強烈なワードであり、習い事に対する否定的な気持ちを増幅させてしまう可能性があります。

話し合う時間がなかったとしても、子どもの意見を聞かずに頭ごなしに否定してしまうことはこの先のためにならない場合が多いです。

まずは「なぜ行きたくないのか?」という子どもの話を聞いてから対処法を考えることにしましょう。

「習い事に行きたくない!」の対処法

実際に子どもが「習い事に行きたくない」といった時には、どのように対処すればいいのでしょうか。

一時的な理由で「行きたくない」場合

教育デザインラボ代表理事、教育評論家 石田勝紀さんによると、

これが最も多い原因です。先生にたまたま怒られたとか、友達と気まずい雰囲気になったといったことが、このケースに当てはまります。一時的、一過性の問題であるため、その習い事自体が嫌いになっているわけではありません。その場合は、「さっさと行っておいで」と勢いで行かせてしまいます。無理やり行かせるのは・・・と罪悪感を感じてしまう保護者もいるかと思いますが、この場合背中を押す方が正解です。

たしかに、このような場合は習い事自体が嫌いになっているわけではないことが多そう。

毎回「行きたくない」と口にする場合

駄々をこねるように何度も「行きたくない」と言う場合があります。このような場合は、「わかった。そんなに行きたくないなら、やめよう!」と言ってみてください。子どもは親がやめないように説得してくることを“期待”していることがあり、その“期待”を裏切るのです。すると、子どもは「行く」と言い出すことがあります。そのようなときは、本当に行きたくない、やめたいのではなく、親がどういう反応をするか試している可能性があります。ですからこのような場合は子どもに行くように説得はしません。説得すればするほど「行かない」と意固地になるからです。

子どもは親の反応をよく見ていますよね。

この対処法は、一度やってみてもいいかもしれません。

あまりにも習い事を嫌がる場合は、

・子どもの話(状況)をよく聞いてみる。

・なにが嫌なのか本人に考えさせる。

「どうして嫌なの?」「なにが楽しくないの?」などのわかりやすい質問で聞きだしてみることが大切です。

子どもが習い事への興味関心がなくなっている場合

子どもの心が離れている場合、継続しても意味がほとんどありません。
この場合には辞めさせることも検討した方が良さそうです。

子どもは大人に比べて好き嫌いがはっきりしているため、嫌いな状態で無理に続けさせようとするとますます嫌いになってしまう可能性があります。

しかし、子どもが行きたくないと言い出したからといってすぐにやめるという選択肢を取る必要がないこともあります。

一旦休ませたり、休会して様子を見てみることも有効な対処法です。

そうすることで、また行きたい、やっぱり行きたくないという気持ちがはっきりし、「辞める」「辞めない」の判断がしやすくなるでしょう。

嫌がる習い事、無理やり行かせる必要はあるの?

毎回、嫌がる子どもを無理やり習い事に行かせるとなると、親御様もついイライラしてしまうこともあるのではないでしょうか。

もうすこし様子を見るべき?」「無理やり続けさせるのって意味あるの?」と悩みますよね。

習い事が子どもに与える影響について考える教育評論家の親野智可等先生によると、

子どもが習い事をやめたいと言うときの理由はさまざまです。たとえば、ピアノやサッカーなど、習っていることそのものが性格に合わない、能力的に向いていないという場合、無理に続けさせても苦痛な時間が増えるばかりでかわいそうです。一方で、その習い事自体は好きなのに先生と合わない、友達とうまくなじめないなど人間関係や環境の問題という場合もあります。

子どもに尋ねるときは、問いただしたり否定的な聞き方をしたりすると、ますます口を閉ざしてしまいます。「そうかあ、練習大変だもんね」「遊ぶ時間もほしいね」などと共感的に聞いてください。もしも時間や環境的なことが理由なら、教室を変えたり回数や曜日を変えたりといった対応ができるでしょう。一時的につらくなったり、他のことで頭がいっぱいになったりしているようなら、しばらく休んでみるという方法もあります。

また、「やめることを惜しむよりも、始めたことを喜ぶ」といった考え方で、昔からいわれている「やめグセ」は迷信だそう。

子どもは今、幸せなことがいちばん大切で、今を楽しく過ごすことが、人生を前向きに楽しむ力につながるため、子どもの笑顔を最優先に考えることが大切だそうです。

(引用記事:親野先生に聞いた!子どもが習い事をやめたいと言ったときどうする?判断のポイント

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習い事を続ける為の親の関わり方

どんな状況であれ、せっかく始めた習い事は続けてほしいですし、少しの困難は乗り越えてほしいと思いますよね。

そこで、親ができるサポートの方法を3つ紹介します!

褒めて伸ばす

沢山褒めてあげることはとっても大切な事です。

子どもの成長を1番近くで見守っている、お母さんとお父さんに褒めてもらうことは、実はコーチに褒められるよりも嬉しかったりするようです。

ただできた事を褒めるだけではなく、毎回練習へ行っている事、頑張っている事なども褒めてあげましょう!

変化を認める

習い事では周りと見比べて劣っているところに目がいきがちです。それは、親だけでなく、子どもも自分に劣等感を感じ、習い事を嫌がっている事があります。

そんな時に、「習い始めはあんなにできなかったのに、こんなにできるようになったね」と変化に気づかせてあげてください。

「周りより下手」と、「上達していない」はイコールではないので、成長を認めて、声をかけてあげましょう。

自宅での習い事のサポート

習い事をする理由は様々ですが、多くの親が目的としているのは、「できた!」という成功体験をさせる事ではないでしょうか?

1度でも「できた」「嬉しい」と感じると、習い事への意欲が湧き、主体的に習い事に参加するようになります。

その為には、親のサポートも必要になってきます。

帰宅後や、お休みの日に可能な範囲で、習い事に触れる時間を増やしてみましょう!

まとめ

今回は、子どもが習い事を嫌がる理由や原因・おすすめの対処法についてご紹介しました!

子どもが「習い事に行きたくない・嫌がる」という心理をひも解き、お子さまも親御さまも無理せず「楽しく」習い事に通えるのがいいですよね。嫌がる子を無理やり行かせるのはお互いにとってストレスになってしまいます。

習い事を嫌がる理由や原因は、一時的なものから習い事自体への興味関心の問題まで、お子さまそれぞれなので一概には言えませんが、お子さまの気持ちをうまく読み取り、「お子さまも親御さまも笑顔でいられること」を大切にしてくださいね!

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よくある質問

子どもの習い事って必要ですか?

お子様の興味・関心を引き出すきっかけになったり、さまざまな年代の人と交流できるといったメリットがあります。

子どもが習い事を嫌がるのは普通ですか?

アンケート調査によると、半数以上のお子さんが「習い事に行きたくない」と思ったことがあるそうです。

子どもの習い事選びの基準はなんでしょうか?

お子様が夢中になれる習い事をみつけることが大切です。まずは体験レッスンに参加することをオススメします。

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