課題発見力とは|子どもの課題発見力を伸ばす方法とおすすめの習い事

習い事情報

社会人に求められる力として課題発見力というものがあります。こちらは子どものうちに少しずつ身につけるとよいとされていますが、どうしたら課題発見力が獲得できるのでしょうか。

今回は、子どもの課題発見力を伸ばす方法とおすすめの習い事を解説します。

課題発見力とはなにか、定義の解説もしているのでぜひご参照ください。

課題発見力とは

最初に、課題発見力について解説します。

課題発見力とは、現状を分析して目的や課題を明らかにする力のこと。

問題がない現状でも、さらによくなる方法はないか、改善の余地はないかと考え、課題を見つけ出す力のことです。

受験勉強を例にご紹介します。模試を受けて志望校判定が出たとしましょう。このときに第一志望がB判定でこのままの状態を維持すれば合格する可能性が高いとわかりました。

ここで現状に満足するのではなく、「A判定にするにはどうしたらいいのだろうか」、「今の勉強方法よりもっとよいことないか」、「今よりもよい成績を出すにはどうしたらいいか」と考える力が課題発見力です。

社会ではこの課題発見力が求められます。会社で働いていて、現状に満足していてはライバルに負けてしまうこともあるでしょう。
ノルマを達成したから良しなのではなく、より効率的に業務をこなすにはもっとよい方法はないかと常に考える課題発見力のある人が、社会では求められます。

進学や就職にも役立つので、子どものうちから少しずつ身につけられたらいいですよね。

しかし、課題発見力を幼いうちに獲得するのは難しいと言えます。課題発見力は、自分を客観視し、分析する力がないとなかなか身につかないことを理解しておきましょう。

課題解決力との違いは?

「課題解決力」という言葉もあります。こちらは課題発見力とはどう違うのか見ていきましょう。

課題解決力とは、要求される水準に満たない現状にある課題を解決しようとする力のことです。

この説明だけでもよく似ていて違いがわかりにくく感じるかもしれません…。わかりやすい違いは、課題が表面化しているかどうかです。

課題発見力の現状は要求される水準を満たしておらず、課題発見力の現状は要求される水準は満たしています。

課題発見力 表面上には課題やトラブルが発生していない。その状況でよりよくなるために自ら課題を見つけ出す力
課題解決力 すでに課題やトラブルが発生していて、その課題を解決しようとする力

子どものうちに課題発見力を伸ばすメリット

子どものうちに課題発見力を伸ばすメリットはたくさんあります。

子どもの生活には、

  • 学校のテスト(定期テスト・小テスト)
  • 受験
  • 友だちとの人間関係
  • 習い事の発表会

など、課題に直面するシーンがあります。子どもが困難に直面していれば、必要に応じて保護者のサポートが求められますが、少しずつ自分で考え解決していく力を身につけていってほしいですよね。

社会に出ると、学生時代以上に試練があることも…。課題発見力を持っていれば、ひとりで乗り越えられることもあるでしょう。特に受験勉強でこの力は活かせるはずです。

おうちで子どもの課題発見力を伸ばす方法

課題発見力を伸ばす方法

子どものうちから少しずつ課題発見力を伸ばすとよいことがわかりました。ここではおうちで課題発見力を伸ばす方法をご紹介します。

課題発見力を伸ばすおすすめの方法は次の4つです。

  • ビジョンボードを作ること
  • 質問されたら対応すること
  • 子どもに質問返しをすること
  • 子どもと一緒に考えること

くわしく見てみましょう。

ビジョンボードを作る

子どもの課題発見力を伸ばすおすすめの方法は、ビジョンボードの作成です。

ビジョンボードとは、自分の夢、なりたい自分、目標などをコラージュしたもの。海外ドラマで見たことがある方も多いかもしれません。

ホワイトボードやコルクボードを購入して、まず子どもに「どんな自分になりたいか」、「なにをしたいか」など目標を書かせましょう。ちなみに材料は100円ショップでも買えます。

ボードに直接書くのもよいですが、再利用できるように付箋に目標を書いて、ボードに貼るのもおすすめです。

次に、「目標達成のためにはどうしたらいいか」を子どもに考えさせてください。

たとえば「さんすうで100点を獲る」という目標を子どもが掲げたとします。そのために何ができるのか、何をしたらいいのか子どもと一緒に考えましょう。

「たくさん勉強する」→「毎日30分はさんすうのドリルを解く」、「オヤツを食べたあとにドリルを解く」

などをビジョンボードに付け加えていってください。

ビジョンボードは、シールやマスキングテープでかわいくデコレーションするのがおすすめです。工作感覚で楽しめるので、子どもが喜ぶでしょう。子どもが幼い場合は、保護者が手伝ってくださいね。

ビジョンボードが完成したら、視界に入る場所、目立つ場所に飾ってモチベーションを維持しましょう。

質問されても対応する

子どもが「なんで?」、「どうして?」と質問をしてきたら、可能な限り対応をしてください。

質問をするということは、子どもが疑問を解決したがっているということです。知的好奇心を伸ばせるチャンスなので、可能な限り対応をしてください。

たくさん質問をする時期は「質問期」と呼ばれますが、この時期はとくかく質問ばかりで子育てをしていてイライラすることもあるでしょう。

今は忙しくてどうしても質問に答えられないこともあるかと思います。そのときは「今は忙しいから、あとで一緒に考えようね」と答えて子どもと約束をしましょう。

質問返しをする

課題発見力は、考える力と言えるので、積極的に子どもに考えさせましょう。

子どもが「なんで?」、「どうして?」と質問してきたら、「なんでだと思う?」と質問返しをしましょう。

保護者に答えを与えられるのではなく、子どもが自ら考える力が養われます。

子どもと一緒に考える

子どもの課題発見力を伸ばすために、子どもと一緒に考えましょう

子どもの質問に必ずしも答えられるわけではありませんよね。突然難しい質問をしてくることがありますもの。

そのときに、「じゃあ一緒に答えを調べてみよう!」と伝えてください。子どもはおとなの真似をして育つので、保護者が積極的に調べる姿勢、学ぶ姿勢、考える姿勢を示してください。

図書館に行くのもよいですし、スマホを使って調べるのもおすすめです。

子どもの課題発見力が伸びる習い事

ここからは子どもの課題発見力を伸ばせる習い事を見ていきましょう。

おすすめの習い事は次の4つです。

  • ピアノ
  • チアダンス
  • 実験教室
  • プログラミング

【子ども】課題発見力を伸ばす習い事|ピアノ

子どもの課題発見力を伸ばすのにおすすめの習い事は、ピアノです。

ピアノはおうちで練習しなければ上達はしません。練習をするときに、どうしたらここをスムーズに弾けるのだろう…? と悩むこともあるでしょう。

繰り返し練習する、指使いを見直すなど子どもが自分で考えて、解決する機会も多いのです。

つっかえることなく演奏できても、先生のようには弾けないこともありますよね。子どもが「ピアノの練習終わった」と言ったら、「もっとなにかできることはないかな?」と声をかけてみてください。強弱をつける、スラーのまとまりを意識する、メロディラインを強調するなど、改善の余地があるかもしれません。

【子ども】課題発見力を伸ばす習い事|チアダンス

チアダンスも子どもの課題発見力を伸ばすおすすめの習い事です。

ダンスは鏡張りのスタジオで練習をするので、自分の姿を客観視することができます。自分だけリズムに遅れている、みんなとタイミングが合わない、と思ったときに、自然と「どうしたらいいのだろう」と思うはず。この特徴から課題解決力が身につきやすいと言えます。

チアダンスの大会に出て、目標の成績が出せても、「もっとチームがよくなる方法ないかな」と考えることも。

チアダンスは、発表会だけでなく大会があるのが特徴なので、課題発見力も伸ばしやすいのです。

【子ども】課題発見力を伸ばす習い事|実験教室

実験教室も子どもの課題発見力を伸ばす習い事と言えます。

どうしてこういう結果になったのかな、と考える機会の多い実験教室は子どもの思考力を伸ばし、課題発見力や課題解決力も身につきやすいでしょう。

実験教室は、単発で受けられるものもあります。夏休みや春休みなどの学校が休みの時期に開催されることもあるので、積極的に参加してみましょう。

子どもが好きそうな分野の実験をする教室がおすすめです。
実験専門のスクールもありますが、博物館や科学センターで実施される実験教室に参加するのもおすすめです。

実験教室がある学習塾もあるので、興味があれば参加してみましょう。

【子ども】課題発見力を伸ばす習い事|プログラミング教室

子どもの課題発力を伸ばすおすすめの習い事は、プログラミング教室です。

学校教育でもプログラミングが始まっているため(プログラミングという科目が新設されているわけではありません)、プログラミング教室に子どもを通わせる保護者も増えてきています。

プログラミングでコードを入力してもうまく動作しないことがあり、そのときに、どうしてだろう…と子どもが考えることで、子どもの思考力が伸ばせます。

まとめ

今回は、子どもの課題発見力を伸ばす方法とおすすめの習い事をご紹介しました。

課題発見力とは、現状をよりよくするために課題を発見する力のこと。子どもが自分で考える必要があるので、日頃から考える習慣を身につけさせましょう。

おうちで課題発見力を伸ばす方法は次のとおり。

  • ビジョンボードを作ること
  • 質問されたら対応すること
  • 子どもに質問返しをすること
  • 子どもと一緒に考えること

子どもに積極的に「考えてみよう」と伝えるのがコツです。

おすすめの習い事は次の4つ。

  • ピアノ
  • チアダンス
  • 実験教室
  • プログラミング

どれも身近な習い事と言えるので、まずは体験レッスンから始めてみませんか。

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