幼児教育の種類と幼児教育のメリット・デメリット|幼児教育は必要なのか

2022年7月22日

習い事情報

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みなさん、こんにちは!

チアダンスの情報を集めたポータルサイト「チア★コミュニティ」を運営しているチアコミスタッフです♪

みなさんは子どもに幼児教育を受けさせていますか? 子どもが幼いと教育を受けさせてもあまり意味がないのでは? と感じる方もいるかもしれません。

そこで今回は、幼児教育は必要なのかどうか解説します。

さらに、幼児教育の種類や幼児教育のメリット・デメリットも記載したので、これから幼児教育を受けさせたい方は参考にしてみてください。

幼児教育は必要なのか?

幼児教育は必要なのか、まとめていきます。

最初に結論から書くと、幼児教育は結果的に必要と考える人が多い傾向にあります。文部科学省では、幼児教育の振興に関する施策を実施していて、さらに次のようなことが文部科学省の「第2節 幼児教育の意義及び役割」に記載されているのです。

幼児教育は、次代を担う子どもたちが人間として心豊かにたくましく生きる力を身につけられるよう、生涯にわたる人間形成の基礎を培う普遍的かつ重要な役割を担っている。

引用:文部科学省「第2節 幼児教育の意義及び役割」

文部科学省でも幼児教育を推進していて、人生にといても重要な役割を担うと考えているため、これは必要な教育と言ってよいでしょう。

幼児教育とは

そもそも幼児教育とはなにか、解説していきます。

幼児教育とは、幼児期(小学校入学前)の子どもに対する教育のこと。幼児の生活における教育の総称です。

小学校の教育では、漢字を覚える、計算を覚えるなど、テストで数値化できる教育が多く、テスト結果などで成長が感じられます。

しかし、幼児教育の場合は、テストでの数値化が難しく、成長結果が分かりにくい傾向があります。そのため、幼児教育は必要ないのでは? 効果はないのでは? と感じる保護者もいますが、幼児教育をしたほうが、子どもの将来的な成長によい影響があると言えます。

すぐに効果が出なくても、成人してからの人格形成や考え方に影響が出る可能性が高いです。

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幼児教育が必要な理由

子どもに幼児教育をすることのメリットを見ていきましょう。

幼児教育が必要な理由|知的好奇心が身につくから

幼児教育が必要と言われる理由は、知的好奇心が身につくことです。

幼児期に教育を受けることで、子どもの知りたい気持ちが育まれます。たとえば、自然観察をして虫を見つけたとしましょう。虫に興味を持ち、そこから図鑑や虫の絵本を読みたがることもあるのです。

幼児教育を受けさせることで、好奇心旺盛な子どもに育ちやすいと言えます。

幼児教育が必要な理由|自己肯定感が増すから

幼児教育が必要とされる理由は、子どもの自己肯定感が増すからです。

幼児教育を通じて、できるようになったこと、わかったこと、覚えたことが増え、子どもは自分に自信を持ちやすく、自己肯定感が増します。

自己肯定感とは、自分というありのままの存在を受け入れること。自己肯定感の強い子どもに育てたい方にも幼児教育を受けさせるとよいでしょう。

幼児教育が必要な理由|社会性が身につくから

幼児教育が必要と言われる理由は、子どもに社会性が身につくからです。

幼児教育を通じて、同い年の子どもと交流することもあるでしょう。入園前・入学前に、幼児教育で多くの子どもと接することで、人との関わり方を覚えます。

この時期に社会性を少しでも獲得できると、園や小学校の集団生活になじみやすくなるのです。

幼児教育が必要な理由|コミュニケーション能力が伸びるから

幼児教育が必要とされる理由は、子どものコミュニケーション能力が伸びるからでもあります。

幼児教育をプロから受ける場合は、家族ではない講師と会話をすることになります。さらに同じ教室やクラスの子どもとお話をすることもあるでしょう。

幼児教育の場で、自分の考えを講師や友だちに伝えるシーンもあるため、コミュニケーション能力が伸びやすいのです。

幼児教育が必要な理由|考える力が伸びるから

幼児教育が必要とされる理由は、考える力が伸びるからです。

幼児期には、「なになに期」と呼ばれる時期があり、これは心理学では「第一質問期」と呼ばれています。この時期に物の名前などを保護者に質問して、子どもはボキャブラリーを増やしていくのです。

そして、「第一質問期」(なになに期)を終えると、「なぜなぜ期」と呼ばれる「第二質問期」に入ります。このときは、保護者に「なんで?」、「どうして?」とよく質問をするようになるのです。

これら質問期に幼児教育を受けることで、子どもの考える力を伸ばすことができると言えます。知識欲も満たされるでしょう。

幼児教育を受けさせることで、子どもの可能性が広がるのです。

幼児教育の種類

ここからは、幼児教育の種類をご紹介します。

シュタイナー教育

シュタイナー教育とは、ドイツを中心に活躍したルドルフ・シュタイナーによって考案された教育方法。

ひとりひとりの個性を尊重して、個人の能力を可能な限り引き出すことを目的とした教育です。教育を芸術と捉えることが特徴です。

モンテッソーリ教育

モンテッソーリ教育は、イタリアの医師マリア・モンテッソーリによって開発された教育方法です。

子どもには自分自身を育てる力がある、という考えのもとに、その自己教育力の成長を促し、自立できる子どもを育てることを目的としています。

七田式教育

七田式教育は、日本の七田眞が考案した教育方法。子どもには生まれ持った能力があるため、子どもに指導者が知識を与えるのではなく、生まれ持った能力を磨いて成長させることを目的としています。

子どもの心を育む「心の教育」をしているのが特徴。優れた人間性を備えて、世界でも活躍できる子どもを育てるプログラムを実践しているのが、七田式教育です。

ヨコミネ式教育

ヨコミネ式教育は、日本の教横峯吉文が提唱した教育法で、「すべての子どもは天才だ」という理念に基づいた教育をしています。

自主性、自立性を育み、自ら考えて判断し、行動・実践することを目指しています。ヨコミネ式教育法を取り入れている幼稚園では、卒園までに逆立ち歩きができるなど、ユニークな教育をしていることでも知られています。

幼児教育の選び方は?

シュタイナー教育、モンテッソーリ教育、七田式教育をはじめ、有名な幼児教育をご紹介しましたが、他にも幼児教育はあります。また幼児教育に特化した教室や園も数多く存在しますよね。(めばえ教室など)

どの幼児教育を選べばいいのか悩む方も多いかと思います。ここでは幼児教育の選び方を見てみましょう。

資料請求する

それぞれの幼児教育には、教育理念や教育理論があります。どんな子どもに成長させたいのか、幼児をどのように捉えているのかも、種類によって違いがあるので、資料請求をしてみて、比較をしましょう。

保護者が持つ教育の考えに近いか、共感できるかを考えてみてください。

説明会に参加する

幼児教育を提供する教室や幼稚園などの説明会に参加して、教育理念などをチェックしましょう。

実際に説明する教師の雰囲気も確認してください。やさしそうな雰囲気か、子どもとの相性はよさそうかも見ておきましょう。

体験教室に参加する

体験教室に子どもを参加させて、レッスンの様子を保護者も見学しましょう。子どもの能力が伸びそうか、共感できる教育をしているのか、も見てみてください。

保護者が納得、共感できるかで選びましょう

幼児教育には複数の種類があり、それぞれ理念も違うため、保護者の考えに合わないものもあります。

仲のいいママ友などから幼児教育を紹介されることもあるでしょう。SNSの口コミで話題の教育、流行りの教育もあるかもしれませんが、重要なのは保護者など家族が納得・共感できるかです。

また、子どもとの相性のよさも大切なので、事前に調べておきましょう。

幼児教育をするデメリットとは

ここまで幼児教育の必要性やそのメリットを記載してきましたが、幼児教育を子どもに受けさせることのデメリットについても記載します。

幼児教育のデメリットは、費用がかかることです。

幼児教育に力を入れている幼稚園であれば、他の幼稚園と比べて費用がかかることがあります。2019年から幼児教育・保育の無償化が始まっていますが、これには上限があるのでご注意ください。

参考:内閣府 幼児教育・保育の無償化

費用がかかる割には、効果がすぐに得られない、効果が感じられないことがあるので、あとから「幼児教育をさせて意味があったのかな」と思う保護者もいます。

2つめに挙げられるデメリットは、子どものストレスです。楽しく遊びながら学べればよいですが、保護者と離れて不安になる子や、環境の変化が苦手な子にはストレスになる可能性もあり得ます。

また子どもによっては幼児教育にプレッシャーを感じる子もいるでしょう。「ママを喜ばせなくちゃ」、「パパが期待しているから」と無理をしてしまう子どももいます。

最後に挙げられるデメリットは、受け身になりやすいことです。一方的に教師が知識を与える教育法の場合は、子ども自身が考える機会が減り、受け身になりやすいこともあり得ます。

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まとめ

文部科学省でも幼児教育を勧めていて、障害にわたる人間形成の基礎を培う普遍的かつ重要な役割を担っているとされています。

子どもに幼児教育を受けさせることで、自己肯定感が増す、社会性が身につく、コミュニケーション能力が伸びる、考える力が伸びるというメリットがあります。

しかし、幼児教育は費用がかかり、効果がすぐには感じられないデメリットがあります。子どもの精神的負担になることもあるので、メリット・デメリットをよく理解した上で、始めましょう。

有名な幼児教育は、シュタイナー教育、モンテッソーリ教育、七田式教育、ヨコミネ式教育です。

資料請求や体験教室・説明会に参加して、子どもに合った教育、保護者の教育観や子育て観に近い教育を受けさせましょう。

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