踊れるアイドルが増えていることや、Tik Tok人気からダンスをやりたいと思う小中学生が増えています。
ダンスは人気の習い事ですが、スクールに通わせるのに二の足を踏む保護者もいるのではないでしょうか。
費用がかかる上、他の習い事をしているのであれば、両立できるのかも心配ですよね。
独学をさせたい方もいるでしょう。
そこで今回は、小学生でもできるダンスの独学のコツを解説します。
そもそもダンスは独学できるの? 独学でも上達できるの? と疑問がある方も、ぜひ参考にしてください。
目次
代表的なダンス5選!
ダンスを始めたいけれど、たくさんのジャンルがあり、どんなダンスをやってみたいのか分からない方やどのような習い方があるのかわからないという方もいらっしゃるかと思います。
ここでは代表的なダンスを5種紹介いたします。
ヒップホップ
男女問わず人気のヒップホップ。
EXILEや三代目J Soul Brothersなどの日本のダンスユニットのほとんどがヒップホップに該当するといえます。
スクール数も他のジャンルよりもはるかに多く習いやすいです。
またスクールに通わなくても基礎練習DVDやYoutubeなども豊富なため、独学で練習することができます。
ジャズダンス
バレエの要素を取り入れた女性らしい、上品な動きが多いのが特徴のジャズダンス。
そのため、女性に人気のジャンルとなっていますが実は男性ダンサーも多くいるようです。
ジャズダンスは独特なリズム感が多く、日本人にとっては馴染みのない動きを身につけられるとかっこいいと言われています。
ジャズダンスのみのスクールは少なめですがヒップホップと同じスクールにジャズダンスのクラスもある場合が多いです。
またYoutubeでも初心者に分かりやすく教えてくれる動画もあります。
バレエ
バレエは、女性らしい上品な動きや綺麗な姿勢・立ち振る舞いが習得できるため、女の子に一番人気のジャンルです。
小さいうちから通う子どもが多く、発表会でかわいらしい衣装が着られるのも人気の1つです。
バレエは個人の先生が教えている教室とフィットネスジムの中のスクールやカルチャースクールとして教えている教室があります。
バレエを発信しているYoutubeもありますが、基礎ができていないままポワントを履くと怪我につながってしまうので教室で習うことをおすすめします。
チアダンス
スポーツチームへの応援が原型のチアダンス。
バレエの優雅な動きとは違い、元気良くリズムに乗って踊っているのを見るとこちらも元気になりますよね。
チアダンスは「ポンダンス」「ジャズダンス」「ヒップホップダンス」の3つのダンスで構成されています。
チアダンスは個人の先生が教える教室のようなものは少なく、フィットネスジムの中のスクールやカルチャースクール、地域のスタジオを借りて教えている教室がほとんどです。
フラダンス
タヒチ文明の「神への祈り」を原型とするダンスで、その歴史はクラシックバレエより長いと言われています。
他のダンスと比べて激しい動きが少ないのが特徴で、体幹を鍛えるのにぴったりと言われています。
フラダンスもチアダンスと一緒でフィットネスクラブのスクールやカルチャースクール、、ショッピングモール内に入っているスタジオなどで習うことができます。
またYoutubeにも踊り方を教えてくれる動画があります。
子どもがダンスをやりたいと言い出した!独学は可能?
ダンスの独学は可能なのでしょうか。
世の中にはたくさんのダンススクールがあり、通っている子どもがたくさんいます。
ダンスはスクールに通わないと上達しないものなのか、解説します。
ダンスの独学は可能なの?
結論から書くと、ダンスは独学ができて、上達することも可能です。
実際にダンスを独学をして、プロダンサーになった人もいます。
独学ではダンススキルは身につかないというわけではなく、本人の努力次第で上達していきます。
子どもがダンスをやりたいと言ったら、まずは独学で様子を見てから、スクールに通うのもよいかもしれません。
独学におけるメリット|自分のペースで学ぶことができる
真剣に上達を目指すだけでなく、趣味として続けていきたい方にも、自分のペースで学ぶことができるのは大きな利点です。
独学におけるメリット|”自分らしさ”を身につけやすい
自分らしさや個性といった、オリジナリティを身につけることができやすいという点も挙げられます。
ダンスは自己表現の世界であるので、評価されるために重要なことは「ダンスが上手なこと」よりも、「ダンスに自分らしさがあること」です。
独学の場合、練習を行う際に自分がどのように踊りたいのか、どんな練習が必要なのかを必然的に考えることになるので、オリジナリティが身につきやすくなります。
独学におけるメリット|費用を抑えることができる
独学であれば、入会金や月謝といった費用が不要です。
ダンスシューズや練習着などの必要最低限の費用はかかりますが、スクールに通うよりも費用を抑えることができます。
ダンスをやりたい子におすすめの独学のコツやポイント
ダンスの独学のコツ・ポイントを解説します。
コツ・ポイントは次のとおりです。
- 目標を決める
- ストレッチをする
- スケジュールを立てる
- レッスン動画を見る
- 単発のダンスレッスンを受けてみる
- 鏡を購入する
- 練習場所を確保する
- カメラ撮影をする
- 習っている友だちに教えてもらう
- ダンスイベントに参加する
ダンスの独学のコツ|目標を決める
独学でダンスを学ぶときのコツは、目標を決めることです。
目標がないままだと、努力を継続することは難しく、モチベーションが維持できません。
子どもがダンスをやりたいと言ったら、一緒に長期目標を決めてください。
大会に出場する、〇〇の振り付けを最後まで踊れるようにする、など目標を設定するとよいでしょう。
また、短期目標を決めることもおすすめです。
1週間・1か月ごとの目標を設定すると、努力を継続しやすくなります。
ダンスの独学のコツ|ストレッチをする
ダンスの独学のコツは、ストレッチをすることです。
ストレッチは地味ですが、上達の近道の1つ。
ストレッチをして筋肉をほぐすことで、関節の可動域が広がりダンスの動きに変化が出ます。
さらに、怪我をしにくくもなるので、ぜひストレッチを子どもにさせましょう。
スクールでもストレッチは推奨されていますが、地味なトレーニングのため、疎かにする子どももいます…。
独学ではより疎かにされやすいので、積極的にストレッチをさせましょう。
ストレッチのタイミングはお風呂上りがおすすめです。
お風呂上りは必ずストレッチをする、と決めれば習慣づけにもなります。
ダンスの独学のコツ|スケジュールを立てる
独学でダンスを学ぶコツは、スケジュールを立てることです。
ダンススクールに通えば、「毎週〇曜日はダンスのレッスンがある」とスケジュールが決まっていますが、独学では曜日に決まりがないので、練習を疎かにしてしまうこともあり得ます。
ダンスを独学をする場合は、練習をする曜日・時間を決めるとよいでしょう。
夕ご飯の前の30分はダンスをする、など特定の行動のあとにスケジュールを入れるのもおすすめです。
ダンスの独学のコツ|レッスン動画を見る
ダンスを独学するコツは、レッスン動画を見ることです。
ダンスが未経験の子どもであれば、お手本がない状態ではなかなか上達は難しいです。
YouTubeなどでレッスン動画を見るとよいでしょう。
スマホやタブレットを片手に持ちながら踊るのは難しいため、テレビなどの大きな画面で見ながら踊るのがおすすめです。
プロジェクターがある場合は、ぜひ壁に投影して映像を見ながら練習させましょう。
レッスン動画だけでなく、ダンス動画もおすすめです。
有名ダンサーの踊りを見ることで、子どもがダンスのコツを覚えていきます。
「この人みたいなダンスがしたい!」と目標を見つけることもできるでしょう。
好きなアイドルのダンスを見ながら、振り付けを覚えるのも楽しくておすすめです。
ダンスの独学のコツ|単発のダンスレッスンを受けてみる
独学でも、単発のダンスレッスンに参加することで上達しやすくなります。
ダンススクールに所属せずに、独学で練習をしていると、ダンス仲間となかなか出会えません。
そこでおすすめしたいのが、単発レッスンです。
ダンススクール主催の単発レッスンやワークショップに子どもを参加させてみませんか。
レッスンに参加することで、同じようにダンスを習う子どもに出会い、モチベーションがアップする可能性があります。
単発でも、プロからの指導を受けることで、新たな発見もあるはずです。
改善点を指摘されれば、上達もするでしょう。
単発のレッスンを通じて、ダンス仲間ができるかもしれません。
単発レッスンやワークショップは、体験価格となっていることが多く、お得にレッスンができる場合もあります。
ダンスの独学のコツ|鏡を購入する
独学でダンスを上達するコツは、鏡を購入することです。
ダンススタジオの壁には大きな鏡があります。
自分の姿を確認することで、美しく踊ることができるのです。独学する場合は、大きな姿見を購入することをおすすめします。
姿見はフレームの小さなものを選びましょう。
複数枚購入して並べることで、フレームアウトせずに踊れるので便利です。
ダンスの独学のコツ|練習場所を確保する
独学でダンスを楽しむコツは、練習場所を確保することです。
体を大きく動かすダンスは、自宅のリビングや自室で練習しにくいこともあります。
家具などに体が接触すれば、怪我をするおそれもあります。
また、フローリングだと滑ってしまい、転倒することもあり得るのです…。
ダンスの練習が安心してできる場所を見つけましょう。
- レンタルスタジオ
- 体育館
- 公共施設
- 公園
などがおすすめです。
ダンスの独学のコツ|カメラ撮影をする
ダンスを独学するコツは、カメラ撮影をすることです。
自分が踊っている様子を撮影して客観視することで、強み・弱みを見つけることができます。
カメラ撮影は、スマホ台などを利用して定点でおこなうか、保護者が撮影に協力しましょう。
撮影をしたら、子どもと一緒に確認をして、「もう少しこうしたらいい」とアドバイスすることをおすすめします。
お手本のダンスと見比べて、改善点がないかも確認してください。
ダンスの独学のコツ|習っている友だちに教えてもらう
ダンスの独学のコツは、すでに習っている友だちに教えてもらうことです。
ダンスを習っている友だちがいれば、放課後などに教えてもらうのもおすすめです。
一緒に遊ぶときに、「ダンスを教えて」とお願いするのもよいでしょう。
また、自分のダンスを見てもらって、ダンス経験者の友だちからアドバイスをもらうこともおすすめです。
友だちのダンスを真似ることでも上達ができます。
よいと思った動きはどんどん取り入れましょう。
ダンスの独学のコツ|ダンスイベントに参加する
ダンスの独学のコツは、ダンスイベントに参加することです。
ダンスコンテストやダンスフェスなどがあれば、積極的にエントリーしてみましょう。
スクールに所属していない子どもでも参加できるダンスコンテストやフェスはたくさんあります。
イベントに参加することで、目標ができて子どもがより努力をするはずです。
自分よりも上手な子の踊りを見ることも、よい刺激となり、学びも得られるので、ぜひ子どもを参加させてみませんか。
スクールに通っていれば発表会がありますが、独学だとなかなか発表の場はありません。
発表会のつもりで、年1~2回ほどイベントに参加させると楽しみができて、モチベーションもアップします。
ダンスを独学するうえでの注意点
ダンスは独学ではじめることができます。
しかし、専門的な知識・技術を必要とするジャンルやケガのリスクなど、注意すべき点もあります。
独学ではじめる際は以下に気を付けてみてください。
バレエの独学
ダンスの中でも、バレエの独学はおすすめしません。
バレエは、バレエ特有の動きをし、特にルルべと呼ばれるかかとを上げる動きがあります。
ある程度スキルが身につくと、ポワント(トウシューズ)というバレエ特有のシューズを履きますが、これはプロから指導をしっかりと受けないまま履くと、怪我をするおそれがあります。
腹筋の引き上げやアンディオール(外旋)など独特な筋肉の使い方をするため、バレエは独学ではなくプロから指導を受けることを強くおすすめします。
間違った方法で練習をしてしまうと、不要な筋肉がつくだけでなく、体を痛める危険性があるため、バレエの独学は避けましょう。
怪我のリスク
ダンスは身体を多様に使う活動であり、独学で行うには動画やSNSなどを見よう見まねでやってみる、ということも多いでしょう。
しかし、間違った身体の使い方や姿勢を続けてしまうことで、怪我をする可能性があります。
特に、身体への負荷が多くかかるジャンプや見栄えの良いアクロバティックな動きは、かっこよくて真似をしたくなるかもしれませんが、危険を伴うことを忘れてはいけません。
ストレッチをしっかりする、基礎から始められる動画を選ぶ、などリスクを減らす工夫をしましょう。
モチベーションの低下
独学では、ほかの人と一緒に練習したり、共に成長したりする機会が少ないため、モチベーションが低下しやすくなります。
特に初心者は思うようにいかず、挫折しやすくなってしまいます。
また、講師や先輩がいないため、フィードバックがなく、自分はどこまでできているのか、どんなことに気を付けたらいいのか、客観的に見ることができません。
成長を感じられないとモチベーションが下がっていってしまいます。
ダンスをやりたい…独学とレッスンどちらがいいのか
ダンスは独学でも可能ですが、スクーリングと独学はどちらがよいのでしょうか。
結論から書くと、どちらが絶対によいと言い切ることは難しいです。
人見知りの子どもであれば、スクールのグループレッスンが苦手なこともあるでしょう。
近隣にダンススクールがない子どもの場合は、無理に遠くのスクールに通うよりも独学がよいこともあります。
しかし、早く上達したい子ども、仲間と楽しみながらダンスをしたい子どもにはスクーリングのほうがおすすめです。
また、スクールであれば、スケジュールが決まっているため、サボりにくいです。
独学だとサボってしまう傾向にある子どもであれば、独学ではなくダンススクールに通うことをおすすめします。
まとめ
ダンスは独学できるのか、独学するときのコツをまとめました。
独学のコツは次のとおりです。
- 目標を決める
- ストレッチをする
- スケジュールを立てる
- レッスン動画を見る
- 単発のダンスレッスンを受けてみる
- 鏡を購入する
- 練習場所を確保する
- カメラ撮影をする
- 習っている友だちに教えてもらう
- ダンスイベントに参加する
子どもを上達させたいのであれば、可能な限りサポートしましょう。
ダンスイベントや単発レッスンを受けることで、ダンス仲間ができる・憧れの人ができるなど、子どもによい刺激があります。
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