【保護者必見!】センスを磨いてバレエを上達させる方法とは!?

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バレエのレッスンをする子ども

バレエが上達する子ってどんな子?・・・そんな疑問をおもちの親御さんは多いかと思います。

せっかくバレエを習っているなら、子どもの成長を伸ばしてあげたいですよね。

よくいわれるバレエのセンスや、伸びる子に育てる親御さんの声かけの方法について、クラシックバレエ歴30年現役バレエ講師の筆者が解説いたします!

バレエが伸びる子の特徴4つ

綺麗にトゥシューズで立つ人

いわゆるバレエのセンスがあるわけではないのに“この子は伸びそうな子だな”という子がいます。

バレエのセンスはやはり生まれ持ったものが大きいですが、その反面、身体の成長の変化についていけなくなったり、“伸びる子”に抜かされていったりしてしまうことがあります。

“バレエが伸びる子”には誰でも意識なれます!ここからはバレエが伸びる子の特徴を紹介します!

バレエ伸びる子|①素直に話しが聞ける

バレエは基本の型が決まっています。それが出来ていないと先生が直してくれます。

自分が出来ていると思っていても、素直に聞き入れることが大切です。

先生に注意されたことを素直に聞き入れられない子はいつまでたっても上達しません。

何度も同じことを注意される子がいます。癖になっている場合もありますが、プライドが邪魔をしている場合もあります。

長くバレエを続けている子や、小学校高学年~中学生の反抗期の頃によくあることです。

しかしそれではせっかくの成長の機会を妨げてしまいます。

先生など客観的に見てくれる人の話を素直に聞き入れられるようになると、ぐんぐん伸びる子になれますよ!

バレエ伸びる子|②向上心がある・努力を惜しまない

しっかりと明確な高い目標をもってそれに向かって努力を惜しまずレッスンできる向上心のある子はやはり成長が早いです。

例えば、コンクールでこの賞をとりたい!発表会でこの役をやりたい!といった具体的な目標です。

また、それが達成できなかったとしてもそこでくじけず努力できるのも、向上心がある子の特徴です。

親御さんも、コンクールなどコンスタントに目標をつくれる機会を作ってあげたらいいかもしれませんね。

バレエ伸びる子|③頭を使ってレッスンを受けることができる

バレエが伸びる子は頭を使ってレッスンを受けています。

テクニックを習得すること、バレエが上達することは、自分で考えてレッスンを受けることが重要です。

失敗したことをなぜ失敗したのか、失敗しないためにはどうすればよかったのかを考えられるとそれだけで成長できますよね。

その積み重ねでぐんぐん伸びていきますよ。

バレエ伸びる子|④とにかくバレエが好き

結局はこれに尽きます。バレエが好きな子は伸びる子の一番の特徴です。

バレエ関係のYouTubeをよく見ている子、バレエ関係の本をいつも読んでいる子、発表会の舞台リハーサルは朝から最後まで自分が出るとき以外も客席でずっと見ている子。

このようなバレエ好きな子は、確実に伸びると言っても過言ではありません。

何事も目で見て吸収します。

バレエは振りを覚えることも重要です。

例えば怪我で欠員が出た時に振りを覚えていることで急にメンバーに入れてもらえることもあるかもしれません。

ヴァリエーション(一人で一曲踊ること)も、見てイメージしておくことで、コンクールの選曲にも役立つでしょう。

バレエが好きな子は塾などにバレエの時間をとられたくないことから、学校の勉強を一生懸命やる子も多いですよ。

バレエのセンスって?

バレエのレッスンをする子ども

バレエのセンスってよく聞くけど、センスがある子ってどんな子なの?伸びる子とはどうちがうの?と疑問に思いますよね。

ここで解説いたします!

そもそもセンスって何?というかたはこちらをご覧ください♪

関連記事:センスとは何か。センスがある人に見られる5つの特徴と磨く方法について | KI-KAKE

スポーツであり芸術でもあるクラシックバレエは、身体的なセンスと感覚的なセンスがあるように思います。

これらのバレエのセンスがあれば自然と上手になっていきます。

ここでは【身体的センス】【感覚的センス】に分けて解説していきたいと思います。

身体的センス① 生まれ持った体型、身体の柔らかさ

元々手足が長く、背筋が伸びている子や、柔軟体操を一生懸命しなくても身体が柔らかく、柔らかさをキープできる子がいます。

どちらも“バレエに向いている”“バレエのセンスがある”と言われるでしょう。

身体的センス② 踊ることへの感覚を持っている

小さい頃から自分の身体を動かすことがうまく、踊ることの感覚を持っている子がいます。

それほど教えなくてもすぐに踊れてしまうような子です。このような子もセンスがあると言えるでしょう。

感覚的センス① 頭の回転の速さ

バレエのレッスンでは先生が一度言った振り付けを頭に入れてすぐに踊ります。

また、発表会やコンクールなど人前で踊るとき、失敗してしまってもそれを失敗と見えないように踊る瞬時の判断能力も必要になります。

頭の回転が速いと日常生活だけでなくバレエの中で役立つことがたくさんあるでしょう。

関連記事:頭の回転が速い人になるための方法。何をどう考えれば頭の回転が速い人になれるのか | For your LIFE

感覚的センス② 表現力

いかに自分を綺麗に上手に魅せることができるかがバレエでは重要となります。

自分の表現の仕方はその人のタイプや役によって違いますが、どの場面でも美しく魅力的に魅せる方法を知っているセンスのある人はいます。

“華がある”とよく言われるタイプの人です。

感覚的センス③ 音感・リズム感

バレエとは音楽に合わせて身体を動かします。

音のとり方などリズム感、音感は人それぞれ特徴がある部分でもあります。

コンクールのヴァリエーションでも同じ曲同じ振り付けでも音のとり方が少し違うだけで全く違う印象を与えることもあります。

その曲や踊りの背景を考え、音をとれるようになると、一つ群を抜くことができるかもしれませんね。

センスは身につけて磨くもの!

このように、センスと一言で言ってもたくさんのセンスがあることがわかりますよね。

身体的センスは生まれ持ったものが大きいかと思いますが、感覚的センスは磨くことができます。

感覚的センスを磨く方法としては、

・自分をよく知ること

・多くの“本物”に触れること

だと筆者は考えています。

センスは持って生まれるものだけでなく“身につけて磨くもの”です。

今からでも遅くないですよ!

センスがあっても伸びない子、センスがなくても伸びる子

センスがあるに越したことはありませんが、センスがなくても伸びる子は大勢います。

バレエが伸びる子になるには努力することが大切です。

センスがあるからと努力しない子と、センスがないからと努力する子では、結局努力する子が伸びる子になるでしょう。

いくら生まれ持ったセンスがあってもバレエに対する気持ちがなければ伸び悩んでしまいます。

センスがある子=伸びる子ではないということがわかりますよね。

バレエが伸びる子になるには

バレエのレッスンをする子供

それではバレエが伸びる子になるためにはどのようにすればいいのでしょうか。

今からでもすぐにできる、バレエが伸びる子になるための習慣を紹介いたします。

日ごろからバレエを意識する

日常生活からバレエを意識することが大切です。

バレエが伸びる子は日ごろから姿勢を気にしていたり、ストレッチをする習慣をつけているなど、常にバレエが身近です。

頭の中に常にバレエがあります。

これが出来る子は根っからのバレエ好きということですね。

また、プロのバレエ団や劇団などの舞台を観に行くのもいいかもしれません。

バレエに限らず、舞台で自分を表現することを客観的に観ることで、自分の魅せ方もわかってくるようになるでしょう。

参考:観劇に出かける親子は驚異的に少ない。メリットだらけの演劇鑑賞、しないなんてもったいない! (kodomo-manabi-labo.net)

バレエ向きの体型を目指す

骨格の欠点を意識して、バレエ向きの体型を目指しましょう。

バレエ向きの体型は自ら作ることができます。

生まれつき骨格がバレエ向きの日本人はとても少ないです。

そのため、バレエに必要な筋肉を育てることなどバレエに向いている体型になるとバレエが伸びることにつながるでしょう。

自分の欠点を見つけて、そこがバレエ向きになるようにストレッチを習慣にしましょう。

身体がバレエ向きになると踊りやすくなって、もっとバレエが楽しくなりますよ。

参考:「バレエ向きの体型 子ども」

目標設定をする

目標の設定はとても大切です。

一番目標にしやすいのはコンクールです。

コンクールは毎年開催される時期が決まっているので、一つのコンクールに毎年出ることで自分のレベルが上がっていることを実感することもできますよ。

コンクールでもっと難しいヴァリエーションを踊るため、また、もっといい賞をもらえるように・・・など目標を設定することで、努力しやすくなるでしょう。

子どもが伸びるために親ができることって?

バレエのストレッチを自宅でする子ども

子どもの習い事のクラシックバレエでは、やはり親の関わり方も大切です。

子どもは親の反応をよく見ています。

レッスン前後に声かけする

レッスンの前後に声かけをすることが大切です。

例えばレッスン前には、「今日はどんなことを意識してレッスンを受けるの?」「この前出来なかった〇が出来るようになったらいいね!」や、レッスン後には、「今日はなにが上手にできた?」「どこに気を付けてレッスンを受けたの?」など。

親御さんがバレエに詳しくなくても大丈夫!子ども本人に意識させることが重要なのです。

子ども自身が口に出すことによって、その日のレッスンでの意識が変わるでしょう。

レッスン前に声かけした際には、レッスンが終わった後も忘れずに聞いてあげてくださいね。

日々のストレッチの時間を作る

柔軟体操やストレッチは毎日の積み重ねが大切です。

最初から毎日できる子はなかなかいません。

親御さんの声かけで習慣にしていきましょう。

親御さんも一緒にストレッチすることで、子どもも楽しくストレッチができるかもしれませんよ。

親御さんの身体が硬かったら、子どもも得意げになってたくさん披露してくれるのではないでしょうか。

そして親御さんも身体が柔らかくなったら、一石二鳥ですよね♪

参考:ストレッチで得られる効果は?効果が出るまでの期間や実施すべき時間帯も紹介 | クオーツコンディショニング

追い込まない

子ども本人が楽しんでバレエができるような環境にしましょう。

親御さんが追い込まないことが重要です。

親御さんが一生懸命になりすぎて追い込んでしまい、子どもがのびのび楽しんでバレエを踊ることが出来なくなり、せっかくの伸びる子が伸び悩んでしまっている親子をたくさん見かけることがあります。

親御さんはあくまでサポートするという気持ちを忘れずにいてくださいね。

まとめ

バレエのレッスンをする子どもの足

バレエが伸びる子には誰でもなることができます。

先生の話を素直に聞き入れ、体型や踊り方の欠点を意識してレッスンを受けることにより、一回一回のレッスンがより充実するでしょう。

具体的な目標をもち、日ごろからバレエが好きな気持ちを忘れずに、楽しんでバレエに取り組むことで自然と伸びる子になっていきますよ。

親御さんも二人三脚で一緒にバレエを楽しんでくださいね♪

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