何歳まで運動神経は成長する?遺伝は関係ある?運動神経が悪くてもできる習い事5選

習い事情報

小学校に入ると体育の授業が始まります。保護者の運動神経が悪いと、子どもも大丈夫かな? と不安になることもあるでしょう。子どもの運動神経はいつまでに成長するのでしょうか。親から遺伝はするのか気になりませんか。

今回は、子どもの運動神経について解説します。

子どもの運動神経が悪くても楽しめる習い事もまとめました。子どもの運動神経が悪くて気にある方はぜひ参考にしてみてください。

子どもの運動神経は何歳までに成長するの?

子どもの運動神経は、12歳までに成長するとされています。(個人差があります)

子どもの成長をグラフにした「スキャモンの成長曲線」を見てみましょう。

参考:日本スポーツ振興センター

上記のスキャモンの発育曲線の神経型(水色のライン)をご覧ください。こちらは、リズム感などの神経の成長をグラフにしたものです。

12歳以降になると成長は穏やかになるのが特徴ですが、反対に12歳までは大きく伸びていくのです。

このことからおおむね10歳から12歳が、運動神経のゴールデンエイジとされ、この頃にスポーツを習うことで運動神経によい影響が出るのです。

5歳から9歳までは急激に運動神経が成長する時期で、この年代をプレ・ゴールデンエイジと言われています。この時期に運動の基礎を学び、運動の楽しさを知って継続してスポーツをすることで、子どもの運動神経もよくなるでしょう。

子どもの運動神経を伸ばしたいのであれば、なるべく9歳までに習い事を見つけて、12歳頃まで続けるのがおすすめです。

子どもの運動神経を伸ばすのに次の習い事がおすすめです。

  • 体操教室
  • スポーツ少年団(野球、サッカーなど)
  • ダンス(ヒップホップ・チアダンスなど)

習うだけでなく、しっかりと継続して、運動神経が向上できるようにしましょう。

子どもの運動神経に遺伝は関係する?

子どもの運動神経は保護者から遺伝をするのでしょうか。保護者があまり運動に自信がない運動音痴だと、子どもに遺伝しているのではないかと不安になるかと思います。

結論から書くと、子どもの運動神経は遺伝だけでは決まりません

子どもの筋力や骨格は、遺伝が影響します。たとえば両親が高身長であれば子どもの背も高くなりやすく、バレーボールやバスケットボールに有利でしょう。
高身長であれば足も長い分、走るのが速いこともあります。

筋肉がつきやすい両親であれば、子どもも筋肉がつきやすくなり、運動能力にも影響がでます。

日頃から保護者に運動する習慣があれば、子どももそれを見ているので、積極的に一緒に運動をするでしょう。

 

しかし、運動神経に関してはこの遺伝の影響ばかりではないのです。
運動神経は、すばやさ、バランス感覚、リズム感などのことで、これらはスキャモンの発育曲線にあるように、12歳までに大きく成長します。

親の運動神経が悪くても、12歳までにバランス感覚やリズム感などを育む環境があれば、運動神経は成長するのです。保護者の運動神経が悪くても、12歳までに運動神経を鍛える習い事をしていれば、運動神経のよい子どもにあるでしょう。

運動神経の向上には環境も重要です。習い事や生活習慣などで運動神経が向上するようにしてください。

しかし、運動神経の成長には個人差があります。そもそもあまり運動が好きではない子であれば、運動神経によい習い事をしても、あまり効果がないこともあるかもしれません。
「体を動かしたくない」、「運動嫌い!」と言うこともあるでしょう。

そこで次で、運動神経が悪くてもできる子どもの習い事を解説します。

運動神経が悪くてもできる子どもの習い事

運動神経が悪くてもできる習い事は次のとおりです。

  • ピアノ
  • スイミング
  • プログラミング
  • 英会話
  • 絵画

それぞれの特徴や月謝を見てみましょう。

ピアノ

運動神経が悪くてもできる習い事は、ピアノです。

ピアノはリズム感が必要ですが、練習することでリズム感は少しずつ養われます。手足を大きく動かすわけではなく、ジャンプもしないため、運動神経が悪い子どもでも習いやすいのが特徴です。

ピアノは左右の手をバラバラに動かします。指先を動かすので、脳の活性化にもよいでしょう。足でペダルを踏むこともあります。手足をバラバラに動かすので、運動神経が悪いとできないのでは…と不安に思うかもしれません。

ピアノは、ハノン、バイエル、ツェルニーなどレベルに合った練習を継続していきます。急に難しいことを習うことはあまりありません。突然、複雑にペダルを動かすこともないので、運動神経が悪い子どもでも習いやすいですよ。

【月謝の相場】
8,000円から12,000円

スイミング

運動神経がよくない子どもにもできる習い事は、スイミングです。

スイミングはスポーツなので、運動神経が悪いとできないのではないかと不安になるでしょう。しかし、水中での体の使い方と陸上での体の使い方は異なります。

陸上での運動が苦手な子でも、水中なら楽しめることもあるのです。浮力を得ることができれば、楽しく泳げるでしょう。

実際に陸上での運動は苦手でも、スイミングならできる子どもも多くいます。運動神経がよくない子どもでも楽しみやすいですよ。

【月謝の相場】
5,000円から8,000円

プログラミング

運動神経がよくない子どもにおすすめの習い事は、プログラミングです。

プログラミングは基本的にイスに座ってパソコンやスマホで学習します。運動神経とプログラミング能力に関係性はないため、運動神経がよくない子でも楽しめます。

プログラミングという科目はありませんが、義務教育でもプログラミングが始まりました。近年人気の習い事と言えるので、ぜひ始めてみませんか。

【月謝の相場】
7,000円から10,000円

英会話

運動神経がよくない子どもにおすすめの習い事は、英会話です。

英会話で必要な能力は、コミュニケーション能力、言語理解能力で、運動神経ではありません。

運動神経が悪くても英会話は楽しめるので、おすすめです。小学校でも英語教育が始まっています。子どもが就職する時期は、今よりもさらに就職難かもしれません。英語が話せるほうが有利なので、習ってみませんか。

【月謝の相場】
6,000円から10,000円

絵画

絵画教室などのアート系の習い事も、運動神経の悪い子どもにおすすめです。

絵画は手足を動かすことはなく、基本的には座るか立つかして絵を描きます。運動神経を求められることはないので、絵画も習いやすいでしょう。

【月謝の相場】
5,000円から8,000円

子どもの運動神経が悪い原因は?

最後に子どもの運動神経が悪い原因について解説します。

体の使い方を知らない

正しい体の使い方を知らないことで、子どもの運動神経が悪く感じます。

どれくらいの力でボールを蹴ればよいのか、走るときはどうやって手を振ればいいのか、など基本的な運動の知識を知らないことで、運動神経が悪く感じます。

この場合は、子どものお手本となるように、保護者が体の使い方を教えましょう。プロの指導者に運動を習うのもおすすめです。

過去のトラウマ

過去のトラウマで、子どもの運動神経が悪く感じることもあります。

鉄棒を例に挙げます。鉄棒から落下した経験があると、恐怖心から鉄棒ができないこともあるのです。

痛い思いをすると、悪い記憶が残るので、克服できるように保護者がサポートしましょう。「大丈夫だよ。まずはやってみよう」と声をかけて、子どもが不安にならないように近くで見守ってください。

少しでもできたら、「すごいね! よく頑張ったね」と褒めてあげましょう。

経験が浅い

子どもの経験が浅いことでも、運動神経が悪く感じます。

体は勝手には動きません。脳の指令があり、それが筋肉に伝わることで動くのです。脳は慣れた動きであれば指令をスムーズに出しますが、不慣れな動きであれば正しい指令が出せません。

脳の指令がスムーズになるように継続してその動きを練習すると、運動神経がよくなるでしょう。おすすめは反復練習です。習い事であれば、継続する必要があります。自宅でもスクールで習った動きを復習して運動習慣をつけましょう。

筋肉や骨格が未発達

筋肉や骨格が未発達なことで、運動神経が悪く感じることがあります。

歩き始めた子どもは、歩いてはいますが、おとなのようにスムーズではありませんよね。ヨチヨチとしていて、ぎこちない動きです。これは筋肉や骨格の未発達さが関係しています。

幼い子どもは、筋肉がおとなのようについていないので、運動神経が悪く感じる動きになりがち。幼い子どもの場合は、日常生活で自然と筋肉がつくので、特に筋トレをする必要はありません。

同じ学年でも、4月生まれの子と、3月生まれの子では体格も違います。3月生まれの子どもであれば、まだ体が小さく同じ学年の他の子と比べると運動が苦手なこともあり得ます。

運動不足が気になる子どもは、筋トレではなく、ストレッチから始めましょう。お風呂上りにストレッチをするとよいですよ。子どもの場合、無理をして筋肉をつける必要はありませんが、運動習慣を身につけましょう。

日頃からよく外出をして、歩くことを心がけてください。エレベーターやエスカレーターではなく階段を使うのもおすすめです。

まとめ

今回は、運動神経はいつまでに成長するのか、運動神経と遺伝は関係するのか、運動神経が悪い子どもでも楽しめる習い事を解説しました。

運動神経を向上するのにおすすめの習い事は次の3つです。

  • 体操教室
  • スポーツ少年団(野球、サッカーなど)
  • ダンス(ヒップホップ・チアダンスなど)

運動神経が悪くても楽しめる習い事は次の5つ。

  • ピアノ
  • スイミング
  • プログラミング
  • 英会話
  • 絵画

骨格や筋肉の付き方は、親から遺伝しますが、運動神経は遺伝ばかりではありません。環境も影響するので、習い事や運動習慣を身につけるなどで、親の運動神経に関わらず運動神経をよくすることができます。

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