キッズダンスの習い事で得られる効果とは?メリット・デメリットを解説!

2021年11月26日

習い事情報

ダンスの指導をされている子どもたち

みなさん、こんにちは!

チアダンスの情報を集めたポータルサイト「チア★コミュニティ」を運営しているチアコミスタッフです♪

実は、小さい頃からはじめるダンスの習い事は子どもの「脳」に良い効果があるといわれているんです。

最近は、習い事の種類も豊富ですが、子どもの「脳」に与える影響という観点から脳科学者が推薦する習い事は、

1位 ピアノ
2位 ダンス
3位 スイミング
4位 器械体操
5位 そろばん

となっているそうです。

なんと、ダンス2位にランクインしています!

また、スポーツ庁Web広報マガジン<数字で見る!「6」歳までの幼児期における運動習慣が与える影響>の記事には、このようなことが書かれています。

幼児期は脳や神経系が盛んに発達する時期で、7~8歳にその発達がピークに達すると言われています。

この時期に習得した動作は大人になるまで身体が覚え、歳をとっても忘れることはありません。

幼児期を過ぎてからでは克服しにくい「不器用」や「苦手」といった要素も、幼児期に感覚を発達させることで軽減すると言われていることからも、やはり幼児期は運動能力・運動習慣を身に付けるための大事な時期と言えるでしょう。

・楽しく運動をする
・1日60分以上運動をする
・さまざまな運動を取り入れる

ポイントは、幼児はさまざまな遊びを中心に、「毎日、合計60分以上」身体を動かすこと。

楽しく運動することが、その後の人生によい影響を与えることは間違いないでしょう。

キッズダンスのレッスンは、遊びの延長で楽しく身体を動かしていくことからはじめます。

また、いつから始めるのがいいですか?という質問もよく聞きますが、上記のように脳や運動神経の観点からいえば、6歳頃の小学1.2年生(プレ・ゴールデンエイジ時期)までに始めるのがいいと言われています。

仲間と楽しく、音楽にあわせてさまざまな運動ができるダンスのレッスンは、子どもの初めての習い事にピッタリなのではないでしょうか^^

今回は、そんなダンスの習い事が子どもや幼児にもたらす効果について詳しくご紹介していきます。

ダンスってどんなことが学べるの?

臨床発達の分野でも効果が注目されているキッズダンスは、子どもたちの動きたい!遊びたい!の心を存分に発揮し、自己をコントロールするのに大切な自己防衛力自己表現力コミュニケーション能力など、生きていくために必要な力を学ぶことができるといわれています。

学習指導要領に「ダンス」が加わったのも、「生きる力」がダンスを通して向上するからだといえます。

学校のダンスの授業では、7つの能力で形成されるコーディネーション能力の向上を基盤としています。

①選別能力(ものを扱う能力)

②定位能力(距離や時間を把握する能力)

③変換能力(状況に応じて瞬時に動きを切り替える能力)

④反応能力(合図に合わせて素早く行動する能力)

⑤リズム能力(動くタイミングをつかむ能力)

⑥バランス能力(バランスを保つ能力)

⑦連結能力(身体全体をスムーズに動かす能力)

上記の能力は、キッズダンスだけでなくその他のスポーツ、そしてコミュニケーション力や学力向上にも効果があるため、日常生活にも欠かせない能力です。

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キッズダンスの習い事は脳にいい効果があるって本当?

子どもにダンスを教える上で「良い事」は沢山あります。

中でも脳に関する事を紹介していきます!

頭の切り替えが早くなる

ダンスを踊るという行動には、音楽に合わせて「動」と「停止」がつきものです。

この動きが、脳の運動野を刺激して脳の瞬発力を上げ、良い効果をもたらすと言われています。

「見る力」や「聞く力」など観察力が身につく

ダンスは先生を見て動きを「真似る」ということが基本になります。

短時間で振り付けを覚えたり、他の誰かが注意されたところを自分も直したりと、「見る力」や「聞く力」など観察力も鍛えられます

同時処理能力アップ!

ダンスは、複雑な動作が多く、足や手をバラバラに動かします。

また、音楽に合わせながら踊るので身体を動かすだけでなく耳で聴き音に合わせるという作業も必要です。

こういったダンス特有の動作は、情報処理を担う前頭前野が刺激されます。同時処理能力をアップさせるのに効果があるそうですよ。

参考

脳の活性化にも効果あり! 幼少期におすすめのダンス6選とそれぞれの教育効果。

 

キッズダンスの習い事をするメリット

ここからは、キッズダンスの習い事をするメリットを紹介していきます!

ダンスに向いている子、いない子に関係なく身につける事ができる身体的なメリットについて説明します。

柔軟性、筋力がつく

ダンスにはどんなジャンルでも、自分の体の可動域を広げる為に柔軟性を必要とします。

習うジャンルによって身につく部位は様々ですが、ダンスは全身運動なので、色々なところの柔軟性をアップさせる事ができます。

また、体幹(インナーマッスル)を中心に、軸がしっかりしたダンスにする為には筋力も不可欠です。

したがって、ダンスをする事で筋力を身につける事ができます。

姿勢がよくなる

猫背のプロダンサーは存在しません。

かっこよく見せる為には姿勢はとっても大切な要素になってきます。

その為、ダンスを習い続けると日常生活でも自然と姿勢が良い状態をキープする事ができます。

表現力が身につく

ダンスではただ踊るだけではなく、1つのストーリーを伝える為に踊る事があります。

伝える為には踊りはもちろん、表情の表現力はとっても大切です。

また、自分自身がストーリーを深く理解していないと「伝える」事は難しいので、インプットの過程で国語力を見つける事もできます。

リズム感が身につく

ダンスをする際は「カウント」と呼ばれる、1〜8の数字を数えながら練習します。その数に合わせて体を動かすので、気づいたらリズム感が完璧に身についています。

また、大きくなるとカウントを裏で取ったりと、複雑なリズムにも対応できるようになります。

キッズダンスの習い事をする心理的メリット

バレエの舞台

身体的なメリット以外にも、ダンスは心も成長させてくれます。

それでは、心理的メリットをご紹介します!

自己肯定感があがる

何でもそうですが、成功を経験すると自己肯定感は上がりますよね。

ダンスでは、「声出し」を大切にしている教室が多く、踊っている途中にも、「かっこいいよー!」「フゥーーー!」と声援が飛んできます。

仲間が盛り上げてくれる環境が整っているので、自然と自己肯定感も上がっていきます。

目標設定できるようになる

ダンスでは、技術向上、公演や競技会への参加、個人の表現や成長のための目標設定を必要とされる場面が多くあります。

それらをこなす上で自分にとって適切な目標設定ができるようになっていきます。

協調性が身につく

ダンスはソロパフォーマンスもありますが、基本的には集団で踊る事が多いです。

チームで1つの作品を作る上で大切なのはなんと言ってもチームワーク。

時にはメンバーとぶつかってしまう事もあります。しかし、それを乗り越える事で協調性を身につける事ができます。

人前でも堂々と表現できるようになる

ダンスのコンテストや大会では、ジェッジの目の前で演技をするだけではありません。

沢山の観客の前で、スポットライトを浴びて踊ります。

初めは緊張しますが、場数をこなしていくと、自然と人前で自分を堂々と表現する事ができるようになっていきます。

キッズダンスの習い事をするデメリット

メリットがあればデメリットも存在します。

具体的に2つ紹介していきます。

習うダンスのジャンルによっては費用が高くなる

とくにクラシックバレエの習い事は、月謝の相場も高め(7,000~10,000円)で、発表会ではバレエ専用の衣装をレンタルするスクール(教室)が多いため、その費用がかかることはデメリットといえます。

しかし最近では、以前に比べて手軽な料金ではじめられるバレエスクール(教室)も増えてきているので、気になる方は周辺地域で探してみてくださいね。

全員がプロダンサーになれるわけではない

ダンスに限ったことではないですが、やはりプロの世界は狭き門。

小さい頃から基礎を積み上げて、もっと上手に踊りたい!というダンスへの情熱を持ち続けることが、ダンス上達への鍵ではないでしょうか。

ダンスが伸びる子の共通点とは?

ダンスは様々な効果があることをご紹介しましたが、レッスンに通わせる以上、子どもたちにはまずダンスが上達してほしいものですよね。

ダンス伸びる子ってどんな特徴があるの?」
「上手くなっている子ってどんな感じなの?」

ダンスが上達する子の共通点を解説します!

ダンスが好き

ダンスが上達する子どもたちの一番の共通点は、ダンスそのものが好きであることです。

「好きこそものの上手なれ」という言葉通り、ダンスに対する情熱や興味があると自然と練習に取り組む時間が増え、技術も向上します。

また、「ダンスが好き!!」というパワーは表現力にも繋がります。

そして、好きなことをしているときの楽しさや達成感がさらなるモチベーションになる好循環が起きるのです。

目標を持ってしっかり練習する

ダンスが上達する子どもたちは、明確な目標を持って練習に取り組んでいます。

例えば、「次の発表会でこの技を成功させる」や「このステップを完璧にする」といったものです。

具体的な目標があると、練習の質も向上します。

このように目標を達成するために計画的に練習を重ねることで、着実にスキルが向上します。

素直に話を聞く

ダンスが上達する子どもたちは、先生やコーチのアドバイスを素直に受け入れ、実践する姿勢を持っています。

フィードバックを前向きに捉えること、改善点を意識して練習に取り組むことは、短期間で大きな成長を遂げる力に繋がります。

また、他のダンサーの動きを観察し、学ぶ姿勢も重要です。

キッズチアダンスってどんな効果があるの?

キッズダンススクールの子ども

生きるために必要な力を幅広く身につけられるキッズダンスの習い事ですが、キッズダンスにもさまざまなジャンル(種類)があります。

ヒップホップダンス、ジャズダンス、バレエ、チアダンス、タップダンス、フラダンスなど、キッズからはじめられるダンスの種類は数多くあり、そのジャンルによっても効果はさまざまです。

今回は、自社が運営するポータルサイトの中心ジャンルにもなっている「チアダンス」を例に、子どもの習い事としてのダンスの効果や身につく力をご紹介していきます。

①挨拶・お返事・礼儀が身につく

チアダンスを始めるうえで大切なことは、みんなが「チアリーダー」であるということです。

チアリーダーの”チア”は「元気づける・応援する」という意味、”リーダー”は「導く人」という意味。

よって、チアリーダーは「元気づける・応援することをリードする人」という意味があるのです。

みんなのリーダーであり、挨拶・お返事など、礼儀も率先しておこなっていくことが、お互いが気持ちよく過ごすためにとても大切なことです。

レッスンの中でも、挨拶やお返事はどんな時でも元気におこなうようにしていおり、同時に、レッスン外においてのチアリーダーとしての振る舞いも学ぶことで、社会性を身につけていくことができます。

②元気・笑顔・表現が身につく

チア=「元気づける・応援する」の言葉どおり、まず踊っている本人が1番に「楽しい、自然と笑顔になる」ということがとても大切です。

そして、笑顔で元気に踊っている姿を見て、観客や親御さんが笑顔と元気をもらう。

踊っている人も笑顔になり、見ている人も笑顔になれる」そんな魅力・効果がチアダンスにはあります。

また、笑顔は「脳」に絶大な影響を与え、小さな子どもの脳を刺激したり、うつ病の改善にも効果があるといわれています。

そして、さまざまなジャンルがあるダンスの中でも、チアダンスはポンポンを持って踊るダンスだけではなく、ヒップホップダンスやジャズダンス、バレエなどの動きも取り入れた複合ダンスです。

そのため、さまざまなダンスのジャンルを踊りわけることも必要になるので、表情豊かに、そして表現力も自然と身についていきます。

③協調性・チームワークを学べる

チアダンスは海外では「チームダンス」と呼ばれているように、チアダンスはチーム全員の動きをあわせて統一感を見せる団体スポーツでもあるため、1人だけが頑張るのではなくチームで心をあわせて取り組まなければなりません。

チーム全員で踊りをそろえる、フォーメーション(位置)をそろえて踊るということは、簡単なようでとても難しいです。

なかなかうまくできない子を得意な子がフォローしたり、お互いに助け合って1つのダンス(演技)が完成します。

より良い演技を目指して練習していく中で、全員が1人を、1人が全員を思いやる気持ちを実感できます。

④学校以外の人とのつながりができる

チアダンス教室に通うことで学校では出会えない価値観の似た仲間とのつながりができます。

特に「踊ることが好き」「人を笑顔にすることが好き」「自分を表現することが好き」などといった普段は出会えない共通の趣味を持っているというつながりが、子どもたちの世界を広げます。

そして学校で居場所がないと感じている子どもにとっても、習い事が自分の居場所になることもあるでしょう。

特にチアダンスは、チームワークを大切にするスポーツのため、他の習い事よりも子どもたちの輪を広げることができるのもメリットです。

⑤ストレス発散になる

ダンスレッスンを受けることで、ストレスを発散できます。

ストレスやうつに悩む人たちが、毎週ダンスレッスンを受けたことで、「前向きな気持ちになり、精神状態が良くなった」などの事例も紹介されています。

最近の子どもたちはゲームやスマホの画面に向き合う時間が長く、昔に比べて運動をしない傾向にあります。

運動しないことにより、体力が落ちるだけでなく、知らず知らずのうちにストレスもたまっていってしまうのです。

イヤなことがあっても、夢中で踊っているうちに、何だか気持ちが晴れてきたという経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか?

これはダンス特有の動きにより自尊心を高める“テストステロン”と、多幸感を得られる“エンドルフィン”や“セロトニン”というホルモンが分泌されるからです。

また、ストレスの原因となる“コルチゾール”というホルモンを減らしてくれる効果もあります。

そのため、チアダンスはストレス発散になり、子どもたちの心のケアにもつながるでしょう。

⑥チャレンジする心が育つ

チアダンスに限らずですが、ダンスを習うと、たくさんの壁にぶつかります。

フィジカル(身体)面、メンタル(精神)面ともに、自分自身のことはもちろん、団体スポーツとしてチーム全体の課題にも取り組まなければなりません。

壁にぶつかった時でも「チャレンジしてみよう!」とポジティブに挑戦していけるかというのは、人生においても重要な考え方です。

チアダンスは、チームの仲間と互いに刺激しあったり、励まして協力しあったりすることで、ダンスのレベルに関わらず、チャレンジする心が育ちやすい環境にあります。

「チャレンジする心」が育つと、ダンス以外のこともどんどん伸びていくでしょう。

実際のキッズチアダンスのレッスンの流れが気になる方は、動画もチェックしてみてくださいね♪

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まとめ

今回は、キッズダンスの習い事で得られる効果とは?メリット・デメリットを解説!についてまとめました。

小さい頃からはじめるキッズダンスの習い事は、子どもの「脳」や生きていくために必要な考え方に良い影響があることがわかります。

最近では、幼児(2歳・3歳)からはじめられるダンススクールも増えてきています。

子どもが人前に出ることが苦手で・・・と気にされる親御さまもいらっしゃいますが、ダンスのレッスンに入ると意外と子どもたちは遊びの延長のような感覚で、「次はなにするのー?」と自ら聞いてきたりします^^

とくにキッズダンスの習い事をはじめる幼児さんはほぼ全員が初心者ですから、ダンスに向いている・向いていないを判断する前に、ぜひ一度見学・体験レッスンを受講してみてくださいね。

子どもの吸収力にはいつも驚かされますし、周りのお友達からの刺激もあって、やればやるほどどんどん伸びるんです。

まずは子どもたちに「ダンスって楽しい!」と思ってもらえたら嬉しいので、先生たちも工夫して教えていきますよ♪

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よくある質問

身体が硬くても大丈夫ですか?

大丈夫です!練習していくうちに柔らかくなりますよ。

子どもがレッスンについていけるか不安です。

お子さんたちの様子を見ながらレッスンを進めます。最初はできなくて当たり前なので、まずは楽しむ心を大切にしてくださいね。

ダンスのレッスンに必要なものはなんですか?

動きやすい服装、履き慣れた内履き(裸足OKのスクールもあり)、水分補給できる飲み物をお持ちください。

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