ダンスインストラクターは女性でもできる?男女比や向いている人の特徴を解説

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ダンスインストラクターの女性の割合

ダンスインストラクターというと、体を動かす力です。そのため、男性ばかりで女性は働きにくいのでは、女性には負担があり大変なのでは? と思う人もいるでしょう。

そこで今回は、ダンスインストラクターの男女比を解説します。

女性でも指導はできるのか、どんな女性にダンスインストラクターは向いているのかも記載したので、ぜひ参考にしてください。

ダンスインストラクターの女性の割合はどれくらい?

ダンスインストラクターの女性の割合が気になる女性

ダンスのインストラクターの女性の割合について紹介します。

2012年総務省統計局「就業構造基本調査」を元に作成した「講師・インストラクターの労働市場」では、個人教師(舞踏、俳優、演出、演芸)の男女比は次のようになっていました。

女性 男性 合計
22,100 4,700 26,700

参考:講師・インストラクターの労働市場のデータに基づいて作成

 

個人教師(舞踏、俳優、演出、演芸)なので、必ずしもダンスのインストラクターだけではありませんが、ダンスインストラクターの男女比は、女性のほうが多いと言ってよいでしょう。

女性のダンスインストラクターが多い理由について解説します。

その理由は、ダンス人口が女性のほうが多いからです。
2015年のデータになりますが、ヤマハミュージックがおこなった「ダンスに関する意識調査」では、有料のダンススクールに通っている男女比は、3:7で女性のほうが多いことがわかりました。

ダンスの男女比

参考:株式会社ヤマハミュージックジャパン調べ

ダンスインストラクターのほとんどが、未経験者ではなくダンスを習っていた経験者です。

そのため、生徒が女性の割合が多いことから、インストラクターも女性が多くなります。

ダンスインストラクターは女性には大変?

ダンスインストラクターの女性

ダンスのインストラクターは、多くの人がご存じのようにダンスを指導する仕事で、体を動かしながらレッスンをすることがあります。ダンスインストラクターは、体を使う仕事と言ってもよいのです。

運動量の多い仕事なので、女性には大変なのでは…と懸念する方もいるでしょう。
結論から言うと、ダンスインストラクターは女性でも十分できる仕事です。

そもそもダンスのインストラクターとして活躍している人の多くは女性で、女性でも働けるような配慮がされていることが多数あります。

すでに記載したように、ダンスを習う人の割合は、圧倒的に女性が多いため、指導がしやすいのです。

反対に男性インストラクターだと、女性の生徒に教えにくく感じることもあり得ます。女性生徒が多いスクールであれば、女性インストラクターのほうが働きやすい傾向にあるのです。

女性ダンスインストラクターが男性にも教えることはある?

ダンスインストラクターは女性のほうが多く、男性は少ない傾向にあることがわかりましたが、生徒に男性がまったくいないということはありません。

では、女性ダンスインストラクターが男性の生徒に教えることはあるのでしょうか。

結論から書くと、女性ダンスインストラクターが男性生徒にダンスを教えることもあり得ます
ただし、これはダンススクールによって差があります。

レッスンが男女別のスクールの場合は、女性クラスは女性が指導をし、男性クラスは男性インストラクターが指導をすることが多いです。
これは男女で体力の差があるからです。

レッスンが男女合同の場合は、女性ダンスインストラクターが初心者レベルの男性生徒に教えることは大いにあり得ます。ダンスの基礎は男女で共通のため、初心者クラスであれば女性が男性の生徒に指導をすることもあるのです。

しかし、先述したようにダンスは男女で動きが異なります。
基本のポジション、ステップは男女で同じでも、性別によって動きが異なることが多いです。たとえばクラシックバレエのパ・ド・ドゥクラスであれば、男性の動きは男性インストラクターが指導したほうがよいでしょう。

女性インストラクターが無理をして男性に指導をすることは、ありませんので安心してください。

もしも、女性ダンスインストラクターで男性への指導に限界を感じていることがあれば、教室責任者に伝えましょう。配置換えなど配慮をしてもらえます。

不安なら女性専用スクールのダンスインストラクターがおすすめ

男性の生徒に指導をするのは不安…と感じる人もいますよね。女性にダンスの指導をしたい女性インストラクターも多いかと思います。

このような人には、女性専用のダンススクールがおすすめです。女性専用のスクールもあるので、ぜひ探してみてください。

女性専用ダンススクールだけでなく、ダンススタジオ内の女性向けクラス、女性専用フィットネスジムのダンスクラスであれば、生徒が女性のみです。このようなクラスであれば、同性である女性に指導ができます。

どんな女性がダンスインストラクターに向いているのか

ダンスのインストラクター

ここでは、ダンスインストラクターに向いている女性の特徴を紹介します。

次のような女性がダンスインストラクターに向いています。

  • ダンス経験が豊富な人
  • 心身共に健康な人
  • 諦めない人
  • コミュニケーション能力が高い人
  • 人見知りしない人

ダンスインストラクターに向いている女性|ダンス経験が豊富な人

ダンスインストラクターに向いている女性の特徴1つめは、ダンス経験が豊富な人です。

当たり前のことですが、ダンスのインストラクターになるためには、ダンスの知識や経験が豊富である必要があります。

ダンスを習った経験がある、元ダンサー、ダンスを独学で勉強していた女性がダンスインストラクターに向いています。ダンス未経験者がインストラクターになる可能性はほぼありません。最低条件としてダンスの経験があることが求められます。

ダンスインストラクターに向いている女性|心身共に健康な人

ダンスインストラクターに向いている女性の特徴2つめは、心身ともに健康な人です。

ダンスインストラクターは、ダンスの指導をすることが主たる業務です。生徒と一緒に体を動かしてダンスをすることもあるため、体力が必要な仕事と言えます。

また、生徒はインストラクターにつくことがほとんどです。「〇〇先生だからレッスンを習い続けている」という方も多くいます。そのため、頻繁に体調不良でレッスンを休講することは望ましいことではありません。

代行の講師を見つける手間もあるため、健康な女性が向いています。

さらに、ダンスインストラクターは接客業の要素もあり、クレーム対応をすることもあり得ます。場合によっては理不尽だと感じるクレームを受けることもあるでしょう。
(これはダンスインストラクターに限らず、どのような仕事でも起こり得ることです)

インストラクターとして働くには、クレーム処理を対応できる健康な精神が必要です。
クレームを受けるのが苦手な人は不向きかもしれません。

ダンスインストラクターに向いている女性|諦めない人

ダンスインストラクターに向いている女性の特徴3つめは、諦めない人です。

ダンスの指導をしていて、生徒にアドバイスが伝わらないこともあります。誤解が生じることもあるでしょう。また、ダンス大会に出場して目標としていた順位にならないこともあり得ます。

このようなときでも生徒を見放さず、辛抱強く指導をする必要があるため、ダンスインストラクターは諦めない性格の女性、忍耐力のある女性に向いています。

ダンスインストラクターに向いている女性|コミュニケーション能力が高い人

ダンスインストラクターに向いている女性の特徴4つめは、コミュニケーション能力がある人です。

ダンスの指導は、会話なしにはできません。
「もう少し手を伸ばしましょう」、「わからないことはありますか?」など生徒に声をかけながらレッスンをする必要があるのです。

コミュニケーション能力が高い人のほうが、ダンスインストラクターに向いています。

コミュニケーション能力が高いというのは、世話好きという意味ではありません。生徒につきっきりで指導をすることも重要ですが、状況に適した対応も必要です。

生徒に自分で考えて答えを出してもらいたいときは、あえてアドバイスをせずに見守ったほうがよいときがあります。たくさんアドバイスを受けたい生徒もいれば、多数の指導をされるとパニックになってわからなくなる生徒もいるため、マンツーマンレッスンであれば個々に対応を変える必要があるのです。

いわゆる「空気を読む」能力がある人も、ダンスインストラクターに向いています。

ダンスインストラクターに向いている女性|人見知りしない人

ダンスインストラクターに向いている女性の特徴5つめは、人見知りしない人です。

レッスン見学や体験レッスンに来る人もいます。既存の生徒とは仲良く話して、新しい生徒には人見知りしてほとんど指導をしないということは、インストラクターとしてよくありません。生徒が差別をされていると感じることもあり得ます。

ダンスインストラクターは、人見知りせず、どんな生徒にでも指導ができるスキルが必要です。普段人見知りをしてしまう人でも、インストラクターの業務をするときは分け隔てなく対応できるなど、切り替えができる人がよいでしょう。

まとめ

ダンスインストラクターの女性の割合や、向いている女性の特徴について解説しました。

ダンスインストラクターの男女比は、女性のほうが多いと言えます。
初心者クラス、基礎クラスであれば、女性インストラクターが男性の生徒にレッスンをすることもありますが、クラスが男女別になっているスクールも多く、その場合は女性インストラクターは女性クラスを担当します。

女性に指導をしたい場合は、女性専用ダンススクール、女性専用フィットネス内のクラス、ダンススクール内の女性専用クラスで指導をしましょう。

ダンスインストラクターに向いている女性は次のとおりです。

  • ダンス経験が豊富な人
  • 心身共に健康な人
  • 諦めない人
  • コミュニケーション能力が高い人
  • 人見知りしない人

ダンス経験は必須です。自分に合うスクールを選んで仕事をしましょう。

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