日本で習えるダンスの種類とぴったりなダンスの選び方

みなさん、こんにちは！

チアダンスの情報を集めたポータルサイト「チア★コミュニティ」を運営しているチアコミスタッフです♪

ダンスにはたくさんの種類があります。ゆったりした音楽に合わせるダンスや、迫力ある音楽に合わせて体を動かすダンスも。

今回はダンスの種類をご紹介します。
そのダンスの種類がどんな人におすすめかを記載したので、習い事のダンス選びに悩んでいる方は参考にしてみてください。

ダンスの種類をご紹介

日本で習えるダンスの種類をご紹介します。

ヒップホップ

まず、有名なダンスとしてヒップホップが挙げられます。

ダンススクールのなかには、ほぼ必ずヒップホップクラスがあると言っていいほど。日本国内でも非常に人気があるのです。

ヒップホップは80年代から発展した新しいジャンルのダンスで、いわゆる「イマドキ」なダンスと言えます。アメリカが起源なので、ダンスのファッションもアメリカンカジュアルです。

ヒップホップは細かく分類されていて、R＆B、ジャズヒップホップ、アンダーグラウンド、ガールズヒップホップなどがあります。

【おすすめの人・向いている人】

• イマドキのダンスを習いたい人
• ヒップホップ音楽が好きな人
• アメリカンカジュアルな服装が好きな人

ジャズダンス

ダンスにはジャズダンスという種類もあります。あまり名前を聞いたことがないかもしれませんが、ジャズダンスはとても身近なダンスで、劇団四季やディズニーランドのショーで踊られているダンスは、このジャズダンスに該当するのです。

歌手やアイドルが踊るダンスもジャズダンスがほとんどです。

ジャズダンスはバレエが起源なので、しなやかさが特徴です。

【おすすめの人・向いている人】

• テーマパークのダンサーみたいに踊りたい人
• テレビのアイドルグループなどダンサーに憧れている人

バレエ

バレエもダンスの習い事として人気があります。日本人のバレエダンサーはとても多く、世界で活躍している人もたくさんいて、日本はバレエ大国と言ってもいいくらいなのです。

バレエはネッサンス期にイタリアで生まれたとされる歴史の古いダンス。
日本で習えるバレエは、クラシックバレエがメインですが、モダンバレエもあります。

映画『フェリシーと夢のトウシューズ』、小説『エトワール！』などバレエをテーマにした作品も多く、作品を観た子どもが憧れることも多いです。

【おすすめの人・向いている人】

• クラシック音楽が好きな人
• きらびやかな印象を着たい人
• トウシューズを履いてみたい人

フラダンス

ハワイ起源のフラダンスも国内で習うことができます。フラダンスは高齢の方でも習いやすいのが特徴です。

フラダンスは、アウアナ、カヒコに分けることができ、アウアナはいわゆる日本人が想像するフラダンスです。ウクレレのゆったりとしたメロディに合わせながら踊るのがアウアナで、カヒコは宗教儀式としての踊りです。

カヒコはダンサーが歌をうたうこともあります。

映画『フラガール』を見て憧れて始める人も。フラダンスの服装は愛らしく、この衣装が着たくて習う人もいます。

【おすすめの人・向いている人】

• ハワイが好きな人
• ゆったりとした音楽が好きな人

チアダンス

チアダンスも近年、人口が増えてきています。映画『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』やドラマ『チア☆ダン』が流行ったことで、チアダンスが注目されました。

チアダンス部がある学校も増えてきているほど。

チアダンスはチアリーディングが起源で、見ている人を応援し元気にさせるダンスです。

【おすすめの人・向いている人】

• 『チア☆ダン』に憧れがある人
• チアダンスの衣装が好きな人、衣装がかわいいと思う人
• 明るく元気な音楽が好きな人

社交ダンス

社交ダンスも人気の習い事です。おとなが習うイメージが強いですが、子どもから習っている子も。

社交ダンスはカップルダンスで、男女などがペアを組んで踊るのが大きな特徴。

たびたびテレビで取り上げられることがあり、かつてはウッチャンナンチャンの南原清隆さん、杉本彩さんペアがテレビで活躍しました。
その後も女芸人のキンタロー。さん、フィギュアスケーターの浅田舞さんが踊っていて、テレビではとても身近です。

社交ダンスには、ワルツ、タンゴ、チャチャチャなど細かく分かれているので、さまざまなジャンルのダンスを踊ることができるのも特徴。

日本の起源は明治期の鹿鳴館です。海外との社交としてダンスを踊り、外交をしたのが始まり。当時は政府関係者など地位の高い人が踊っていたため、優雅な印象があるのが特徴。

社交ダンスを扱った漫画『ボールルームへようこそ』は、アニメ化されていて、こちらがきっかけで始める方もいます。

【おすすめの人・向いている人】

• テレビで社交ダンスに憧れた人
• ペアを組んで踊りたい人
• さまざまなジャンルで踊りたい人

グルジアンダンス（ジョージアンダンス）

グルジアンダンスは聞いたことがない方も多いでしょう。ジョージアンダンスとも呼ばれます。こちらは、ジョージアの民族舞踊。

まず、このダンスをYouTubeなどで調べてみてください。非常に迫力があるダンスに驚くことでしょう。男性のダンスは特に力強く、踊りというよりも戦っているかのよう。

最大の特徴は、男性ダンサーがポワントで立つこと。（男性がつま先立ちをする）
つま先立ちの踊りというと、バレエを想像しますが、バレエは女性しかつま先立ちをしません。グルジアンダンスのみが男性でもポワントで立つので、非常に珍しいと言えます。

また、膝を使った回転など、グルジアンダンスならではの技は多く、とても魅力的。

【おすすめの人・向いている人】

• ポワントで立ってみたい男性（初心者はポワントでは立てません）
• 迫力のある音楽で踊りたい人
• 珍しいダンスを踊りたい人

フラメンコ

フラメンコはスペインが起源のダンス。ギターを使った情熱的な踊りで、男女の恋愛を表現していることが多いです。そのため、おとなな女性におすすめの習い事と言えます。

おとなしい方には不向きに感じられますが、自分を変えたい方、内なる感情を表現したい方にもよいでしょう。

【おすすめの人・向いている人】

• 情熱的なダンスをしたい人
• ダンスで感情表現をたっぷりしたい方

タップダンス

タップダンスはタップスという金属板の上で踊るダンスです。靴のつま先、かかとを使って音を出して踊るのが特徴です。

大勢でタップダンスを踊って、音が揃っているのは圧巻。地味なイメージを持つ方もいるかもしれませんが、実際に踊る姿は非常に迫力があります。

映画『座頭市』でも披露されたので、日本人にも身近になりました。

【おすすめの人・向いている人】

• 座頭市に憧れている人
• 珍しいダンスをしたい人
• 姿勢よく足のみで表現をしたい人

日本舞踊

日本舞踊は日本の伝統文化が起源のダンスです。着物を着て踊るので、着付けも身に付きます。

ゆったりした音楽に合わせて踊ることが多く、高齢の方でも楽しんでいるのが特徴です。

日本人の礼節や美徳などを踊りを通じて学べるため、幼い子どもにも向いているダンスと言えます。

【おすすめの人・向いている人】

• 日本の伝統文化が好きな人
• 着物を着たい人
• ゆったりした音楽で踊りたい人

阿波踊り

阿波踊りも日本人には馴染のあるダンスです。お祭りで見ることも多く、阿波踊りの音楽を聞くと血が騒ぎませんか。

地域のお祭りで阿波踊りを披露するグループがある場合は、地元に阿波踊りの連がないか調べてみてください。

阿波踊りでは踊りのグループを「連」（れん）と呼びます。
お祭りなどでは、連ごとにダンスを披露します。地元の連に所属することで、阿波踊りを習うことができます。

子どもが中心の連もあるので、幼い子でも楽しめます。浴衣の着付けも学べるのでよいですよ。

【おすすめの人・向いている人】

• お祭りが好きな人
• お祭りで踊りたい人
• 日本の伝統文化が好きな人

【習い事】ダンスの種類の選び方は？

踊りたい！　ダンスを習いたい！　と思っても、どの種類のダンスを習ったらいいかわからない方もいるでしょう。

ここでは、おすすめのダンスの種類の選び方をご紹介します。

体験教室に参加をしてからダンスの種類を選ぶ

まずは興味のあるダンスの種類をいくつかピックアップしましょう。そして、ダンススクールの体験レッスンに参加してみてください。

そして、体験レッスンで音楽に合わせて踊って、自分に合うダンスかどうかチェックしてみましょう。

音楽が好みかどうか、リズムが取りやすいか、習ってどんな風になりたいか、を考えてみましょう。

明確な目標がイメージできるかで選ぶ

ダンスを選ぶ際は、明確な目標がイメージできるかでも選びましょう。

これはどういうことかと言うと、チアダンスであれば自分がポップで明るい服に合わせて元気に踊る姿が想像できるか、です。想像ができなければ向いていないかもしれません…。

社交ダンスであれば大会に出たい、日本舞踊であれば名取になりたい、など具体的な目標が持てるかどうかで選びましょう。

先生との相性や生徒との相性で選ぶ

スクールや講師によって個性も異なるため、一概に言い切れませんが、日本舞踊や阿波踊りであれば、その特徴から伝統文化を重んじる講師が多いと言えます。

チアダンスやヒップホップの講師は、明るく元気な方、イマドキの音楽を取り入れてレッスンをする方が多い傾向にあります。

ダンスの種類によって講師の雰囲気も異なってくるので、講師との相性で選ぶのもおすすめです。

一緒にレッスンを受ける生徒との相性も見てみましょう。見学会、体験レッスンで判断するのがおすすめです。

まとめ

ダンスにはヒップホップ、ジャズダンス、バレエ、フラダンス、チアダンス、社交ダンス、グルジアンダンス、フラメンコ、タップダンス、日本舞踊、阿波踊りなどがあります。

それぞれ音楽が異なるので、曲の好みで選んでみませんか。
いくつか体験レッスンに参加してみて、自分に合うものを選びましょう。

踊ったときにリズムが取りやすいか、目標が持てるかも考えてみてください。