バレエ講師になるには資格は必要?おすすめの資格一覧

2022年12月28日

採用

バレエ資格

自分が人生で頑張ってきたことはバレエだから、仕事にも活かしたい! そんな方も多いでしょう。しかし、バレエ講師になるにはどうしたらよいのでしょうか。資格が必要なのかも気になるところです。

今回は、バレエ講師になるには資格が必要なのか解説します。

おすすめのバレエに関する資格も記載しているので、バレエを学んでいる方や講師を希望する方はぜひ参考にしてください。

バレエ講師になるのに資格は必要か

バレエ講師に資格は必要か

バレエ講師になるために資格は必要なのでしょうか。一般的に仕事をするには資格が求められることが多いですが、これはバレエにも当てはまるのか気になるところです。

結論から書くと、バレエ講師になるために資格は必須ではありません

スクールに採用されてから、「この資格は取得してください」と指定されることはありますが、資格がないからといってバレエ講師になれないというわけではないのです。

医師や弁護士になるには国家試験を受験して通過する必要がありますが、バレエ講師はこのような国家資格は必要ないからです。

バレエレッスンを受けたい生徒は、講師の資格だけでなく経歴で選ぶことが多く、資格よりも「〇〇バレエ団〇年在籍」、「〇〇コンクール〇位」などの実績があるほうが生徒がつきやすいと言えます。

バレエ講師になるために資格は必須ではないものの、取得をするメリットは多数あります。
バレエの資格の勉強をすることで、指導ノウハウを学ぶことができるでしょう。講師としての心得も学習できるはずなので、時間に余裕がある方はぜひ積極的にバレエに関する資格を取得してみてください。

バレエ講師におすすめの資格一覧

バレエ講師イメージ

ここではバレエ講師を目指す方におすすめしたい資格を紹介します。

おすすめの資格は次のとおりです。

  • 日本バレエ協会正会員
  • バレエオフィシャル検定
  • 日本バレエ教育者協会認定資格
  • バレエ安全指導者資格

日本バレエ協会正会員

バレエ講師を目指す人におすすめの資格1つめは、日本バレエ協会正会員です。

日本バレエ協会正会員は、入会年度の4月1日に18歳以上であれば申し込むことができます。バレエに関する仕事をするすべての人(バレエダンサー、バレエ講師、振付師、スタジオ経営など)におすすめです。

入会するためのテスト受験は特に必要ありません。申込書を理事会に送付し、承認後に入会することができます。

入会金は3,000円で、年会費は18,000円です。

正会員になると、日本バレエ協会本部・支部主催公演やイベントへの参加ができます。また協会の会報や通達・案内を受領することも可能です。バレエに関する最新情報をキャッチもできるでしょう。

参考:日本バレエ協会

バレエオフィシャル検定

バレエ講師を目指す人におすすめの資格2つめは、バレエオフィシャル検定です。

バレエオフィシャル検定には次の2つがあります。

  • バレエ技能検定
  • バレエ指導検定

【バレエ技能検定】
クラシックバレエを学ぶ人が客観的に自分のレベルを知り、上達のためにどのような練習をしたらいいかを学ぶためにおすすめな資格です。

バレエ技能検定は、1級、2級、準2級、ポワント級、3級、4級、5級があります。自分のレベルに見合った検定級を受けませんか。すでに講師の方は、生徒に受験させるのもよいかと思います。現在バレエを習っている方は、力試しに受験してみませんか。

【バレエ指導検定】
こちらはバレエ講師を目指す人におすすめの検定で、単発受講形式になっているため、自分が興味のある講座のみを選択してカスタマイズすることができます。コース認定資格を目指せる本格的な講座もあります。

バレエ指導検定のグレードは次の3つ。

  • 上級プラチナ
  • 中級ゴールド
  • 初級グリーン

自分に合った検定を受けましょう。

参考:バレエオフィシャル検定

日本バレエ教育者協会認定資格

バレエ講師を目指す人におすすめの資格3つめは、日本バレエ教育者協会認定資格です。

日本バレエ教育者協会認定資格には次の2つがあります。

  • 日本バレエ教育者協会認定教師
  • バレエ教育指導士

まずは日本バレエ教育者協会認定教師の資格がおすすめです。こちらは、バレエ講師になるための必要な知識や考え方を学習できる資格で、講師になるための基礎知識が学べます。

学習を修了した人は、日本バレエ教育者協会認定講師として登録資格が与えられます。履歴書にも書けるため、仕事も見つかりやすくなるでしょう。
この上級コースと位置付けられているプロフェッショナルコースを修了すると、バレエ教育指導士の取得が可能です。こちらもぜひ取得を目指しましょう。

参考:日本バレエ教育者協会認定資格

バレエ安全指導者資格

バレエ講師を目指す人におすすめの資格4つめは、バレエ安全指導者資格です。

バレエ安全指導者資格を学習することで、医師をはじめとした身体と心の専門家による根拠に基づいた知識を習得することができます。

また第一線で活動している講師による実践講習も学べ、修了後のサポートも充実しているのが特徴です。

バレエは正しいポジションを身につけていないと怪我をするおそれもあります。また芸術要素が高いため、体を絞ることもありますが、成長期の子どもが過度に体型を管理することで健康を害す危険性もあるのです。

バレエ安全指導者資格では、健康に安全にバレエを学ぶための資格で、解剖学、栄養学、動作分析・運動学、産婦人科学、心理学、法律学、エクササイズサイエンス、整形外科学、安全講習、バレエ史を学ぶことができます。

国内でのバレエ人口は男性よりも女性が多く、思春期に過度なトレーニングをすることで婦人科系のトラブル(無月経など)が生じることもあり得ます。生徒が健全にバレエを楽しむために必要な知識が学べます。

参考:バレエ安全指導者資格 

バレエ講師になる方法

バレエ講師

同じ「バレエ講師」でも働き方は様々です。

4つの方法をご紹介していきます。

自分のライフワークバランスに合わせた働き方を選ぶようにしましょう!

バレエスクールで講師になる

方法1つ目は、バレエスクールで講師になる事です。

バレエスクールといってもさまざまなものがあります。
趣味としてバレエを教えるスクールもあれば、将来的にプロバレエダンサーを目指すためのスクールも。

バレエ留学を支援しているスクールもあります。
独自の発表会を年1回開催するスクールもあれば、年3回イベントに参加して発表会としているところも。

自分の指導レベルに合うスクールを探しましょう。

フィットネスクラブでバレエクラスを担当する

方法2つ目は、フィットネスクラブでバレエクラスを担当して指導する事です。

この場合は、正社員・フリーランス・アルバイトと、雇用形態を選ぶ事ができます。

雇用形態によりメリット、デメリットは分かれますが、正社員の場合は安定した収入が見込める事、フリー、アルバイトの場合は、時間を有意義に活用できる事が魅力ですね。

しかし、正社員の場合は指導以外の業務をこなす事もあります。また、フリー、アルバイトでは安定した収入を得る事は難しいので注意が必要です。

カルチャーセンターで教室を開校する

方法3つ目は、カルチャーセンターにてバレエ教室を開講する事です。

近くのカルチャーセンターに「バレエ講座を開講したい」と相談をしてみてください。

生徒が一定数集まれば講座を開講する事ができます。

集客はカルチャーセンターがすることが多いので、指導に専念したい方におすすめの方法です。

自分で教室を開講する

方法4つ目は、自分でバレエ教室を開講する事です。

1から教室を開講しなければいけないので、場所の確保、人員の確保、経営等、やるべき事が沢山あると同時に、生徒が集まらない等のリスクもあります。

しかし、成功すれば、高収入が見込める事は魅力的ですね。

バレエの技術、指導の技術共に自信がある方におすすめの方法です。

バレエ講師になる前にやるべき事

バレエ講師

バレエ講師になる前にやるべき事を紹介します!

どんなスクール・クラスで指導をしたいか考える

上で述べたように、バレエ講師になるには様々な方法があります。

自分に合う方法を選ぶようにしましょう!

また、生徒も子どもだけではありません。

おとなバレエも人気が出ていて、おとな初心者向けのレッスンの需要も高まっています。

まずはどんなスクールでどんな生徒に教えたいのか、考えてみましょう。

履歴書・職務経歴書を用意する

バレエ講師になる方法2つめは、履歴書・職務経歴書を用意することです。

バレエコンクールに参加した経験があれば、その経歴を記載しましょう。バレエ団に所属していた方もその旨記載し、主な出演作品を記載することもおすすめします。「〇〇に師事」と自分のバレエの先生の名前を記載することもよいでしょう。(有名な講師に習っていた場合)

文章ではなく、実績や経歴は箇条書きにするほうが相手が見やすいので、簡潔にまとめましょう。

バレエ講師求人に応募する

バレエ講師になる方法3つめは、バレエ講師求人に応募することです。

バレエ講師の求人は、なかなか求人情報誌には掲載されません。Indeedなど求人情報専門の検索エンジンを使って「バレエ」、「バレエ講師」、「バレエインストラクター」と検索してみましょう。

自分が希望するスクールやクラスがあれば応募してみてください。

検索にヒットしないバレエ講師求人もあるので、ダンススクールやバレエスクールのホームページで、バレエ講師を募集していないかもチェックしましょう。

またカルチャーセンターに「バレエ講座を開講したい」と相談することもおすすめです。集客はカルチャーセンターがすることも多く、生徒が一定数集まれば講座開講ができます。

求人に応募したら、履歴書・職務経歴書を送りましょう。面接に進めたら、しっかりと自己PRをして、バレエの実績を伝えてください。ただ実績を伝えるのではなく、バレエを通じてなにを学んだかも面接官に話し、その経験を活かしてどんな講師になりたいかも話しましょう。

宣材写真を用意する

バレエ講師になる方法4つめは、宣材写真を用意することです。

バレエ講師紹介ページに掲載する宣材写真を用意します。バレエ団出身の方は、バレエ団時代に使用していた画像でもよいでしょう。(念のためバレエ団に使用許可を得てください)

宣材写真はその講師のイメージを決めるため、プロに撮影してもらうことをおすすめします。

バレエ講師らしい写真となるよう、レオタード着用、シニョンでの撮影がよいでしょう。

まとめ

子ども バレエ

バレエ講師になるための資格について解説しました。

バレエ講師になるためには資格は必須ではありませんが、取得しているほうがバレエを指導するためのノウハウを得ることができておすすめです。

おすすめは次の4つの資格です。

  • 日本バレエ協会正会員
  • バレエオフィシャル検定
  • 日本バレエ教育者協会認定資格
  • バレエ安全指導者資格

興味があれば、ぜひ資格を取得しませんか。

次の4つのステップを経てバレエ講師になることが一般的です。

  1. どんなスクール・クラスで指導をしたいか考える
  2. 履歴書・職務経歴書を用意する
  3. バレエ講師求人に応募する
  4. 宣材写真を用意する

スクールによっては研修を受けることや、アシスタントから始めることもあるでしょう。
スクール独自の資格を取得してから講師として活動することもあり得ます。

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